中居正広が事件隠蔽のため削除した中嶋Pと渡邊渚とのLINEが復元され流出した件について
フジテレビの第三者委員会は、中居正広と幹部が事件隠蔽のために意図的に削除したLINEのデータを復元し、その内容を報告しました。この調査は、電子データの削除に関する問題を解明するために行われました。
報告書によると、調査対象者の一部から、電子データが意図的に削除されたとの証言が得られたことが確認されました。特に、中居正広が主に使用していたLINEなどのコミュニケーションツールにおけるチャットデータの削除痕跡が調査されました。モバイルデバイスから復元されたデータの中には、一部完全に復元できなかったものもありましたが、大半のチャットデータは無事に復元されました。
調査の結果、中居正広は2022年5月から2025年1月の間に、特定のタレントや弁護士との間で行っていたショートメールのチャットデータ325件を削除していたことが認められました。これには、番組収録後の解職に関するやり取りや、バーベキューの計画に関するメッセージなどが含まれており、実際に中居が女性アナウンサーを集めるように指示していたことも明らかになりました。
また、2023年5月31日のバーベキューに関するやり取りでは、中居が参加者の調整を依頼し、女性アナウンサーを呼ぶように促していたことが記されています。中居は、食事の場を設ける際に「男同士ではつまらない」と述べ、女性の参加を強く希望していた様子が伺えます。
さらに、調査の過程で、中居が特定の女性アナウンサーとの個別の食事を提案していたことが分かり、その際のやり取りが問題視されています。女性Aは当初、食事に行くことに抵抗を感じていたものの、職業上の関係から断れずに参加することを選んだと証言しています。このような状況が、職場内でのパワーハラスメントの一環として捉えられる可能性もあるでしょう。
今回の調査報告は、フジテレビ内の透明性を求める声が高まる中、重要な意味を持つものとなっています。データ削除の背後にある意図や、業界内での人間関係に関する問題が浮き彫りになり、今後の対応が注目されます。中居正広自身やフジテレビの幹部が今後どのような説明を行うのか、引き続き注視していく必要があります。
この件に関する詳細は、今後の報道を通じて明らかにされることでしょう。フジテレビの対応や、中居正広の今後の活動に影響を与える可能性もあるだけに、関係者の動向から目が離せません。