女優の吉岡里帆が25日、都内で映画「正体」(藤井道人監督)の日本アカデミー賞最優秀賞受賞!御礼舞台あいさつに登壇した。
14日に授賞式が行われた日本アカデミー賞で主演男優賞(横浜流星)、助演女優賞(吉岡)、監督賞(藤井監督)の最優秀3冠を獲得。石川県で舞台公演中だったため、リモートで授賞式に参加した吉岡は「中継ということもあり、自分が受賞したことがピンと来なくて…。なんかドッキリかな?という感じでした」と振り返った。
続けて「授賞式が良過ぎてお茶の間のお客さんみたいに感動して、流星君が最優秀主演男優賞を獲った瞬間にそれを見ている藤井さんの泣きそうな瞬間の顔のアップ!その表情に私は本当に感動。お二人の絆と長年一緒に頑張って来られた足跡だと感じました」と明かした。また、滞在していた能登では「仲良くなったおばちゃんたちが半泣きで『能登から発信してくれてありがとう、おめでと
う!』と祝福してくれて、それがうれしくて」と思いを込めた。
さらに「授賞式会場から離れた場所ではありましたが、エンタメってこんなに遠くにまで届くんだと実感が出来たし、必要としてくれる人の所で自分の持っている能力をしっかり出して頑張ることの大事さを改めて考えさせられた日になりました」。同作は昨年11月29日の封切り以来、23日までの興行収入が9億4500万円、観客動員70万人を記録している。
横浜はこの日、体調不良のため欠席。「自分からプロデューサーにお願いして、皆様に感謝の思いを伝え、そして喜びを分かち合えたらと思い、舞台あいさつができるようにお願いし、藤井監督、吉岡さんもスケジュールを合わせて下さり、最後の最後まで粘ったのですが、治らず本当に申し訳ないですし、悔しく、ただただ残念です」とコメントを寄せた。
観客からの声援に手を振って応える吉岡里帆