ナ・リーグMVPを満票で獲得し、MLBネットワークの番組に出演するドジャース・大谷翔平。左は真美子夫人(写真はMLBネットワークのスクリーンショット)
米大リーグでは、両リーグのMVP(最優秀選)が21日(日本時間22日)、MLBの専門番組・MLBネットワーク内で発表された。ドジャースの大谷翔平投手(30)は、史上初となる3度目の満票でMVPを受賞。昨季はア・リーグ(エンゼルス)で獲得しており、両リーグでの受賞は1966年のフランク・ロビンソン(61年レッズ、66年オリオールズ)以来、58年ぶり史上2人目の快挙となった。
「ドジャースの一員の一人として代表してもらったと思っているので、それくらいみんなでつかみ取った、シーズンもそうですし、ポストシーズン、ワールドシリーズもそれくらいみんなでつかみとったものだと思います」
発表はドジャースの同僚でもあるカーショー投手がアナウンス。真美子夫人と愛犬デコピンを抱えて、出演した。
54本塁打、59盗塁で史上初の「50-50」を達成。ア・リーグのエンゼルスに在籍していた昨季に続く2年連続の本塁打王、130打点で初の打点王に輝き、ナ・リーグ打撃主要3部門で2冠王。打率は首位打者に4厘差の・310で三冠王に迫る好成績だった。
MVPなどの各賞の受賞者は、来年1月25日にニューヨークで開催される全米野球記者協会(BBWAA)ニューヨーク支部主催の晩さん会に参加見込みだ。