ワールドシリーズ祝賀会でスピーチするドジャース・大谷翔平(中央)=ドジャースタジアム(撮影・水島啓輔)
米大リーグ公式サイトは9日(日本時間10日)、現時点のメジャー30球団パワーランキングを特集した。フリーエージェント(FA)となった選手を除き、現ロースターに在籍する各球団の選手による評価でランキング。大谷翔平投手(30)、山本由伸投手(26)が所属するドジャースがトップに輝いた。
ドジャースはフラーティ、T・ヘルナンデス、ビューラーが主なFA選手で、今オフの補強ポイントは先発投手、外野あるいは遊撃手とし「過去10年最も多くの勝利を挙げたディフェンディングチャンピオンは、最高の予想ロースターで冬を迎える。ベッツ、フリーマン、山本、グラスノーが残っているのも助けになる。そして、大谷は左肩の手術にもかかわらず、再び登板すると期待されている」と高い評価を与えた。
また「大きな疑問は大型先発投手(hello,Roki Sasaki?)を補強するか、故障者の回復に頼るだけかというだけでなくエドマンの加入がラインアップのプランにどう変化をもたらすか。ベッツとエドマンの両者が内外野でもプレーできることを考慮するとドジャースはFAのアダメズやトレード候補のビシェットのような遊撃手を獲得する柔軟性も持っている」とメジャー志望のあるロッテ・佐々木朗希投手(23)の名前も出して分析した。ロッテはこの日、佐々木のポスティングシステムを利用しての米大リーグ移籍を容認すると発表した。
ランキングでは今季ワールドシリーズに進出したヤンキースは5位。2位ブルワーズ、3位アストロズ、4位にオリオールズが入った。