大阪・関西万博の来場者数が1000万人に達したことを記念し、2025年日本国際博覧会協会は29日午後、会場内で記念セレモニーを行った。 【動画】大阪・関西万博 来場者数「1千万人突破」で記念式典 1000万人目は山形市から来た家族 ミャクミャクらから記念品贈呈(2025年6月29日)

[写真]山形市から来たという公認会計士の浅野和宏さん家族が記念すべき1000万人目となり、ミャクミャクらと記念撮影=29日午後、大阪市此花区夢洲で
同協会によると、4月13日に開幕した大阪・関西万博で、スタッフなどの関係者を含めた総来場者数が累計で1000万人に達したという。 記念すべき1000万人目となったのは、家族と共に山形市から来たという公認会計士の浅野和宏さん、妻のえみさん、娘のゆあさん、ゆうさん家族。同協会の石毛博行事務総長や同万博の公式キャラクター、ミャクミャクから記念品として夏の期間中に何度も入場できる「夏パス」や「サマーエキスポ」を楽しむためのミャクミャク帆布バッグや冷感タオル、ミャクミャクハンディファンなどのオフィシャルグッズが贈呈された。 和宏さんは報道陣からの質問に「最高です」と笑顔で答え、家族と記念撮影に応じていた。

[写真]会場でおどけたポーズをみせるミャクミャク=29日午後、大阪市此花区夢洲で
開幕日から2か月半での1000万人到達を受け、石毛事務総長は「個人的感想としては少し早かったですが、最近のお客さんの入り方から予測は立てていました」と笑顔で答えた。 来場者からのアンケート結果についてもふれ「もう一回万博に期待という声が8割を占めている。会場にきて満足したという内容が多く、開幕初日は大変な天気で、Wi-Fiが通じないトラブルもあったが『すぐになおしたことがありがたい』という声もあり私自身もうれしくおもいます。もちろんまだ課題が多いので、一つひとつ解決していきたい」と述べていた。
また、石毛事務総長は「会場全体をみてまだまだ東側、リングの中、このあたり開拓の余地があると思っている。西ゲートそのものも活用したい。バスの便を増やし使いやすくしていますが、そういうことをやっていきたい」と意気込みを述べていた。