【連続窃盗事件】「タヌキの置物」…カメラに犯行の瞬間
熊本市の千バ神社で、連続窃盗事件が発生しました。防犯カメラが捉えた映像には、不審な人物が神社の入り口付近で「タヌキの置物」を手に取り、すぐさまバックに押し込む瞬間が映っています。この神社は、「たどっこさ」のフレーズと歌に登場することで知られ、多くの人々に親しまれています。
被害はこれまでに8回に及び、合計で10体のタヌキの置物が盗まれたとのこと。神社の管理人は、被害届を提出し、警察の迅速な捜査により、犯人が捕まったことを報告しました。さらに、全てのタヌキの置物が無事に戻ってきたとのことです。
管理人は、「憎む気持ちはあまりない。むしろ、かわいそうな人だと思う」と語り、事件の背後にある事情に思いを馳せています。この事件は、地域社会に大きな衝撃を与え、神社の安全対策が改めて問われることとなりました。
熊本市民は、このような事件が再発しないことを願い、警察の対応に感謝の意を示しています。今後の捜査や再発防止策に注目が集まります。