【事故】“危ない踏切”6年前にも JR総武本線で電車とトラック衝突
千葉県三務虫市で今朝8時頃、JR総武本線の踏切で電車と大型トラックが衝突するという衝撃的な事故が発生しました。この事故は通勤通学時間帯に起き、多くの乗客が電車内に取り残される事態となりました。乗客約300人が閉じ込められ、現場は混乱に包まれています。
事故の影響で、電車は大きく損傷し、前方の窓は割れ、運転席部分が10メートル以上も飛ばされるほどの衝撃がありました。乗客の一人は「今まで感じたことのない衝撃だった」と語り、冷房が効いている車内でも2時間近く座れないまま待たされる苦痛を訴えました。
警察によると、事故により体調不良を訴えた10代の女性2人と電車の運転手が病院に搬送されました。トラックの運転手は40代の男性で、重傷を負っているとのことです。事故当時、踏切の遮断機は正常に動作していたとJR東日本は説明していますが、トラックが何らかの原因で踏切内に侵入したと見られています。
この踏切は過去にも事故が発生しており、2019年にも同様の衝突事故が報告されています。地元住民は「またやったか」との声を上げ、危険な踏切であることを改めて指摘しています。踏切に続く道は狭く、大型車の通行が難しいとされており、Googleストリートビューによると、2014年から大型車の通行は禁止されていますが、法的拘束力はないため注意喚起の看板が設置されているだけです。
現在、警察が事故の原因を調査中であり、さらなる情報が待たれます。この危険な踏切が再び事故の舞台となったことに、地域住民は強い不安を抱いています。今後の動向に注目が集まります。