スノーマンメンバーの深刻な体調不良がファンの間で懸念を呼んでいます。9人組のダンスグループ、スノーマンはデビューから5周年を迎え、4月には国立競技場でのライブを控えていますが、最近のリハーサルでは全員が揃わない事態が続いています。
この問題は、3月中旬に放送されたラジオ番組「スノーマンのスノマン」で明らかになりました。メンバーの大輔さんが、リハーサルに参加できないメンバーがいることに不安を抱いていると語り、宮立太さんも昨年のドームツアー時に全員が揃ってリハーサルを行えなかったことを明かしました。このような状況に対し、ファンからは「休ませてあげて欲しい」といった声が上がり、過密スケジュールを懸念する意見が多数寄せられています。
スノーマンは、2020年にCDデビューを果たし、以来、シングルやアルバムを次々と発表し、コンサートツアーも活発に行っています。しかし、現在の忙しさはメンバーそれぞれの個人活動にも及び、体調面での不安が広がっています。特に、メンバーの目黒ロレンさんは昨年、体調不良で活動を一時休止し、体調管理の重要性が浮き彫りになりました。
また、他のメンバーも体調面での問題が指摘されています。深浩司さんは最近、痩せたとファンの間で話題になり、最年少メンバーのラウールさんもダンス大会の練習中に腰を痛めたことを明かしています。こうした状況は、過剰なスケジュールからくる疲労やストレスが影響している可能性が示唆されています。
スノーマンは、旧ジャニーズ事務所からの悪習とも言える「働きすぎ」文化に対する批判が高まっています。メンバーの健康管理が疎かにされているとの懸念が広がる中、ファンからは「国立競技場ライブには万全の準備をしてほしい」という声が多く聞かれます。
国立競技場でのライブは、アーティストにとって特別な舞台であり、スノーマンにとっても大きな夢です。しかし、リハーサル不足の現状が続く中でのパフォーマンスには、ファンからも不安の声が寄せられています。メンバーはプロ意識を持ち続け、最高のパフォーマンスを目指していますが、それを支える環境整備は事務所側に求められています。
今回の問題は、スノーマンだけでなく、ジャニーズ事務所全体における働き方の見直しが急務であることを浮き彫りにしています。ファンはメンバーの健康とライブの成功を願い、今後の動向を注視しています。事務所がこの課題にどう向き合い、タレントの健康管理とスケジュール調整を改善できるのか、その姿勢が今後の焦点となるでしょう。