人気お笑いコンビ「ナインティナイン」の岡村隆志さんが、最近の発言を巡って波紋を呼んでいます。彼は長年にわたりお茶の間で愛されてきましたが、ここ数年はその発言が炎上することが増えており、関係者からも懸念の声が上がっています。
2025年2月20日に放送された「ナインティナインのオールナイトニッポン」では、岡村さんが令和ロマンの高平さんの活動自粛について触れ、オンラインカジノに関する発言をしたことがきっかけで再び炎上しました。岡村さんは「一般人はどれくらいオンラインカジノやってんのか」と述べ、一般の人々に対する無神経な発言として批判を浴びました。この発言は、SNS上でも「おかしい」「稚拙な発言」といった反応を引き起こしました。
過去にも岡村さんは、2020年4月に新型コロナウイルスに関する不適切な発言で炎上しており、その際には吉本工業が謝罪を発表しました。しかし、今回のオンラインカジノの発言に対しても、同様の反省が感じられないとの指摘が聞かれています。スポーツ関係者は、「岡村さんはベテラン芸人でありながら、以前のようなバランス感覚を失っている」と指摘しています。
また、岡村さんはテレビ番組では比較的おとなしい印象を持たれているものの、ラジオ番組での発言が炎上の元凶となっているとの声もあります。ラジオはリスナーとの距離が近いため、つい本音を語ってしまう傾向があるのかもしれません。番組は1994年にスタートし、現在も人気を誇っていますが、「岡村さんの気が緩んでいる」という声もあり、レギュラー番組からの降板を考えるべき時期かもしれません。
さらに、岡村さんとキングコングの西野亮廣さんとの関係にも注目が集まっています。過去にはツイッターでのやり取りから誤解が生じ、両者の関係が悪化したこともありましたが、その後は和解に至っています。このように、岡村さんは芸人としての地位を築いてきたものの、世代交代や時代の変化に適応する必要があるのかもしれません。
岡村さんは、自身が「老害」として扱われることを懸念しているようで、最近では「自分たちの言いたいことも言えない世の中になってきた」と嘆く発言も見られました。時代の価値観が大きく変わっている中で、彼自身もアップデートが求められているのではないでしょうか。今後の岡村さんの動向に注目が集まります。