韓国の人気ボーイズグループENHYPEN(エンハイプン)が、初の大賞を受賞する一方で、受賞式で発生したファン同士のトラブルや、事務所内での奇妙な禁止マークが話題を呼んでいます。
22日に韓国・後楽大学校ファジョン体育館で開催された第1回Dアワーズでは、エンハイプンを含む7組が初代の大賞を受賞しました。エンハイプンは2020年にデビュー以来、国際的な人気を誇っていましたが、韓国内の大型受賞式ではなかなかトップ賞に届かず、今回の受賞は彼らにとって念願の成果となりました。この新設の受賞式は、若いグループや新しい才能を広く表彰することを目的としており、今後の注目度が高まると期待されています。
しかし、華やかな受賞式の裏では、ファン同士による暴力沙汰が発生しました。スタンディングエリアでのトラブルがSNSで拡散され、観客同士が髪の毛を掴み合う様子が映った動画が話題になりました。目撃者によると、会場は非常に混雑しており、些細な接触がトラブルの原因となった模様です。セキュリティスタッフは迅速に対応し、大きな怪我には至らなかったと報告されていますが、ファン同士の争いは残念なニュースとして受け止められています。
また、ENHYPENが所属するHYBEのオフィス内でも奇妙な禁止マークが目撃され、ネット上で話題になっています。ハートマークや排泄行為を示唆するようなマークがエレベーター内に貼られており、これが性的行為や排泄を禁止する意味であると推測されています。しかし、公式な説明はなく、韓国のファンの間ではジョークとして受け取られることもあるようです。
さらに、ENHYPENの韓国国内での人気についても議論が巻き起こっています。彼らはアルバムの売上や若いファン層からの支持を得ているものの、他の4世代ボーイズグループに比べて存在感が薄いとの声が挙がっています。特に、テレビ出演やバラエティ番組での活動が控えめであることから、韓国での知名度が上がりにくいという指摘があります。
このような状況の中、ENHYPENは初の大賞を獲得したことを契機に、今後さらに韓国国内での活動を強化し、人気を高めていくことが期待されています。国際的な成功を収めている彼らが、本国でも存在感を増すことができるのか、今後の動向に注目が集まります。