「存在感は絶大」 左肩負傷の大谷の出場に米メディア関心 ジャッジには辛口評価

試合に勝利し拳を握る大谷翔平(中央)らドジャースナイン=ヤンキースタジアム (水島啓輔撮影)

米大リーグのワールドシリーズ(WS)第3戦は28日、ニューヨークで行われ、ドジャースがヤンキースに4-2で3連勝し、4年ぶり8度目のWS制覇にあと1勝に迫った。この試合では、第2戦で左肩を負傷したドジャースの大谷翔平が「1番・指名打者」で先発出場。3打数無安打と快音は響かなかったが、2四死球で2度出塁するなど強打者としての存在感を発揮。米メディアも先発出場した大谷の動向を相次いで速報した。

米大リーグ機構(MLB)の公式サイトは「彼(大谷)は出場すると断固として主張していた」とするロバーツ監督の談話を紹介。さらに「大谷は打席では明らかに力を発揮し、ドジャース打線での存在感は絶大だ」と指摘した。

また、専門誌「スポーツ・イラストレーテッド」(電子版)は「塁に出ると、彼は左手でユニホームを握り、腕をあまり動かさないように自分に言い聞かせているように見えた」とし、「走塁中にチームメートが打った場合、左肩が大谷にどのような影響を与えるのかを見るのは興味深い」と報じた。

1回、リードをとる一走のドジャース・大谷翔平=ヤンキースタジアム(水島啓輔撮影)

一方、WS3試合で計1安打と結果が出ていないヤンキースの主砲ジャッジについて、スポーツ専門局のESPN(電子版)は「世界最高の打者であるジャッジは、最もタイミングが悪いときにどん底に落ちてしまった」と厳しく指摘。「シーズン中のスイングを取り戻そうと、彼は必死になっている」とした。

試合詳報MLB日程・結果大谷の成績ヤンキース戦の初回、投球練習中にバットを構える大谷翔平(17)。奥はムーキー・ベッツ=ヤンキースタジアム(Brad Penner-Imagn Images・ロイター)ヤンキースに勝利し、ベンチを飛び出す大谷翔平。ドジャースはワールドシリーズ制覇にあと1勝とした=ヤンキースタジアム(共同)ヤンキースに勝利し、ベンチを飛び出す大谷翔平(右)。ドジャースはワールドシリーズ制覇にあと1勝とした=ヤンキースタジアム(共同)ヤンキースに勝利し、ナインを迎える大谷翔平(中央)ら=ヤンキースタジアム(撮影・水島啓輔)ドジャース戦の初回、空振り三振に倒れるヤンキースのアーロン・ジャッジ=ヤンキースタジアム(Robert Deutsch-Imagn Images・ロイター)ドジャース戦の初回、空振り三振に倒れたヤンキースのアーロン・ジャッジ=ヤンキースタジアム(Brad Penner-Imagn Images・ロイター)

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