【阪神】来季の新ユニフォームお披露目 ホームは従来のデザインから黄色を減らしたシックなデザイン ビジターには縦じま無し

プロ野球・阪神は23日、「阪神タイガースファン感謝デー2024」を行い、その中で来季着用の新ユニフォームを披露しました。 【画像】阪神と仮契約を交わした今朝丸裕喜投手 阪神は2025年に「球団創設90周年」の節目を迎えます。そこで2025年シーズンより、ホーム・ビジターともにユニフォームデザインを一新するということです。 ホームユニフォームは従来同様、黒の縦じまデザイン。これまでチーム名ロゴを黄色で囲んだデザインとなっていましたが、今回はなし。シックなデザインとなりました。 ビジターユニフォームは、縦じま無しのグレーで構成。正面の「HANSHIN」ロゴの下には「TIGERS」と添えられ、黄色でこれらを囲んだデザインとなっています。 阪神は来季の90周年キャッチコピーを「鼓動を鳴らせ。虎道を進め。」と発表しており、今回のデザインにも反映。歩んできた“虎道の90年間”を表現すべく、堂々としたシンプルさを持つクラシカルなデザインを目指したとのことです。

MLB ドジャース・大谷翔平、真美子夫人&愛犬デコピンとともに出演 史上初3度目の満票MVP受賞

米大リーグでは、両リーグのMVP(最優秀選)が21日(日本時間22日)、MLBの専門番組・MLBネットワーク内で発表された。ドジャースの大谷翔平投手(30)は、史上初となる3度目の満票でMVPを受賞。昨季はア・リーグ(エンゼルス)で獲得しており、両リーグでの受賞は1966年のフランク・ロビンソン(61年レッズ、66年オリオールズ)以来、58年ぶり史上2人目の快挙となった。 「ドジャースの一員の一人として代表してもらったと思っているので、それくらいみんなでつかみ取った、シーズンもそうですし、ポストシーズン、ワールドシリーズもそれくらいみんなでつかみとったものだと思います」 発表はドジャースの同僚でもあるカーショー投手がアナウンス。真美子夫人と愛犬デコピンを抱えて、出演した。 54本塁打、59盗塁で史上初の「50−50」を達成。ア・リーグのエンゼルスに在籍していた昨季に続く2年連続の本塁打王、130打点で初の打点王に輝き、ナ・リーグ打撃主要3部門で2冠王。打率は首位打者に4厘差の・310で三冠王に迫る好成績だった。 MVPなどの各賞の受賞者は、来年1月25日にニューヨークで開催される全米野球記者協会(BBWAA)ニューヨーク支部主催の晩さん会に参加見込みだ。

ドジャース・大谷翔平が史上初DH専任でMVP、真美子夫人&愛犬デコピンと喜び「みんなでつかみとったもの」

ドジャース・大谷翔平投手(30)が21日(日本時間22日)、全米野球記者協会(BBWAA)が選出するナ・リーグの最優秀選手(MVP)を受賞した。ア・リーグはヤンキースで58本塁打&144打点で2冠王に輝いたアーロン・ジャッジ外野手(32)が満票での受賞となった。真美子夫人、愛犬のデコピンと同席した中継内では「みんなでつかみとったものだなと思います」と話した。 受賞発表前には盗塁が増えた要因については「(シーズン前に)目標の数字はなかった。盗塁は強化していることのひとつだったので増やしたいとは思っていた」と話し、6月途中から1番に定着したことについては「シーズン途中からリードオフになったので、あまり経験はないので、どの打順でも変わらずにアグレッシブに変わらず過ごしたいと思っていた」と振り返っていた。 MVPを受賞するのはエンゼルス時代の21、23年に続いて2年連続3度目。3度の受賞は、7度受賞のバリー・ボンズに続いて、アレックス・ロドリゲス、アルバート・プホルス、マイク・トラウトらに並んで史上2位タイとなった。指名打者(DH)のみの出場での受賞は史上初。ア・リーグ、ナ・リーグの両リーグで受賞するのはフランク・ロビンソン(1961年レッズ、66年オリオールズ)以来2人目で、移籍してリーグを変えての2年連続受賞は史上初の快挙だ。 圧巻の活躍を見せた1年で、文句なしの受賞となった。昨年12月に、自身初のFA(フリーエージェント)で10年総額7億ドル(約1022億円=契約発表時のレート)という史上最高額契約でエンゼルスからドジャースへの移籍を決断。昨年9月には右肘手術を受けて今季はリハビリを続けながら打者に専念し、3月の開幕直後には日本ハム時代からともに戦ってきた水原一平元通訳を違法賭博の関与や多額の窃盗などの疑いで失うなど重圧、不安要素もあった中で、全てを吹き飛ばした。 開幕直後こそなかなか本塁打が出ずにもがいた時期もあったが、終わってみれば54本塁打、130打点の2冠王。打率3割1分と59盗塁もリーグ2位で、最終戦まで3冠王を争う大活躍を見せた。史上6人目となる「40―40」(40本塁打&40盗塁)を8月の段階で早々と達成すると、史上初の「50―50」も9月19日には達成した。日本人史上初となるトリプルスリー(3割、30本、30盗塁)も軽々クリア。21、23年のMVPは投打の二刀流での活躍が評価された側面もあったが、今季はむしろ守備に就いていないことがマイナスになりながら、圧倒的な成績でMVPに輝いた。 さらに、昨季まではいくら活躍してもチームが勝てないもどかしさとの戦いもあったが、メジャー7年目にして初めて地区優勝を果たしてポストシーズンに進出。地区シリーズでパドレス、リーグ優勝決定シリーズでメッツを破ってリーグ優勝を決めてヤンキースとのワールドシリーズに進んだ。第2戦で二盗を試みた際に左肩を脱臼しながら強行出場を続けると、全試合にフル出場してワールドチャンピオンにも立った。 シーズン終了後には左肩を手術。投手のリハビリに影響が出て、来季の投手&二刀流復帰へのスケジュールにが再考される可能性は高いが、来年2月のキャンプに参加することは問題ないと発表されている。来季の開幕カードは3月18、19日に東京ドームで行われるカブス2連戦。3年連続で4度目のMVP受賞となれば、史上単独2位となる。次なる新たな歴史は「TOKYO」からスタートする。 ▽大谷「MVPを獲りたいなみたいなかんじでシーズンに入ってはいないので、本当にドジャースという新しいチームに来て、早くチームの一員として、ファンの人たちもそうですし、チームの人たちに認められたいなという思いで。特に前半戦はそういうかんじでやっていまいたね。1番はワールドシリーズで勝てたことが1番目指していたところではあるので、本当に僕がチームを代表してもらった賞だと思っているので、また来年も引き続きチームみんなで頑張れるように、今リハビリをしているので、また復帰してシーズン頑張りたいと思っています。(投手復帰予定の来季へは)まずは復帰して、しっかりともう1度、さらに強くなったパフォーマンスっていうのを出して、自信を持ってマウンドに上がれるのがまず目標かなと思います」 ◆大谷の今季主な成績(カッコ内はリーグ内順位) ▽試合  159(7) ▽打席  731(1) ▽打数  636(3) ▽得点  134(1) ▽安打  197(2) ▽二塁打 38(6) ▽三塁打 7(4) ▽本塁打 54(1) ▽打点  130(1) ▽四球  81(2) ▽三振  162(15) ▽盗塁  59(2) ▽盗塁死 4(29) ▽打率  ・310(2) ▽出塁率 ・390(1) ▽長打率 ・646(1) ▽OPS 1・036(1) ▽死球  6(39)…