TOKIOの国分太一が無期限の活動休止を発表し、長寿番組『鉄腕DASH』の存続が危ぶまれている。国分の活動休止により、残るメンバーは城島茂と松岡昌宏の二人のみとなり、番組の今後に不安の声が上がっている。
国分の活動休止は、コンプライアンス違反を理由としており、5月27日に発覚した問題が発端となった。日本テレビの福田社長は、外部弁護士による調査の結果、国分の降板が決定されたと説明。具体的な違反内容は伏せられているが、業界内では暴力的な言動があったとの報道もあり、関係者からはセクシャルハラスメントに該当する可能性が指摘されている。
『鉄腕DASH』は1995年にスタートし、TOKIOのメンバーが出演することで長年にわたり人気を博してきた。しかし、メンバーの高齢化や不祥事による脱退が続き、現在はわずか二人のメンバーでの存続が厳しい状況にある。SNSでは「このまま存続する意味があるのか」といった懸念の声が多く寄せられている。
一方で、番組の後継者として注目されているのが若手グループのAぇ! groupである。Aぇ! groupは、バラエティ番組での対応力が高く、体当たり企画に強いメンバーが揃っているため、世代交代の候補として有力視されている。特に、正門吉典や草リチャードケ太などは、個人での地上波経験も豊富であり、次世代のアイドルとして期待が寄せられている。
日本テレビは、『鉄腕DASH』の番組自体は継続すると明言しており、今後の方針については未定だが、Aぇ! groupの起用は、ジャニーズとの関係を維持しながら新しい風を吹かせるチャンスとも言える。福田社長も、今後のタレント起用について検討すると述べており、世代交代が現実のものとなる可能性が高まっている。
国分の活動休止を受けて、ファンからは「新しい顔の必要性」や「世代交代を期待する声」が多く上がっており、Aぇ! groupがその役割を担うことになるのか、今後の展開に注目が集まっている。『鉄腕DASH』の未来は、若手タレントの起用によって新たな幕開けを迎えるのかもしれない。