俳優・松坂桃李が主演するTBS系日曜劇場「御上先生」(日曜・午後9時)の最終回が23日に放送され、世帯平均視聴率11・8%を記録したことが24日、分かった。(数字は関東地区、ビデオリサーチ調べ) 【写真】まるで「アンチヒーロー」な法廷のシーン 粋な演出 初回は12・2%でスタート。第2話は11・2%。第3話は11・3%。第4話は10・3%。第5話は10・0%。第6話は9・1%。第7話は10・2%。第8話は10・6%。第9話は10・7%。今回は前回から1・1ポイントアップ。個人視聴率は7・3%だった。 松坂が演じるのは東大卒のエリート文科省官僚の御上孝(みかみ・たかし)。新たに設けられた官僚派遣制度によって私立高校への出向を命じられ、制度を作る側である官僚と、制度に苦しめられる側である教師の両方を兼ねる“官僚教師”が、令和の時代を生きる18歳の高校生を導きながら、権力に立ち向かっていくストーリー。大ヒットドラマ「VIVANT」でもプロデューサーを務めた飯田和孝氏が手がける。
最終回では隣徳学院と霞が関と永田町をつなぐ不正の証拠はそろったが、その不正には千木良(高石あかり)が巻き込まれていた。大人たちが、自分たちの利権ほしさに踏みにじってきた子供たちの未来を、御上(松坂桃李)は取り戻すべく、生徒たちと考え、立ち向かっていく。そして迎える卒業の日…という展開だった。 最後は殺人事件を犯した弓弦(堀田真由)の裁判シーンが描かれた。放送後には演出を務めた宮崎陽平氏が自身のインスタグラムで「この日が堀田真由さんのクランクアップ 花向けとして弁護士に明墨先生、赤峰くんに来てもらいました」と裏話を紹介。昨年の同局系ドラマ「アンチヒーロー」の明墨(長谷川博己)と赤峰(北村匠海)にそっくりな弁護士が法廷に座る姿をアップした。堀田も「アンチヒーロー」に紫ノ宮弁護士役で出演しており、「3人いたらまるで紫ノ宮さんだったのに笑いました。気付かれた方いましたか?」とコメント。 フォロワーは「うぉーっ!!気づかんかったー!!」「全く気付きませんでした」「似てる!?って思いました」「嘘でしょ」「びっくりです!」「全然気づかず今見返しました」と驚きの声を寄せていた。