女優の寺島しのぶさんが、息子の小学校に関して「モンペ」とも取れるクレームを行ったとの報道が注目を集めています。寺島さんは、2003年の映画『赤目四重』や『滝新みやバイブレータ』で高い評価を受け、日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を含む多くの賞を受賞してきました。2007年にはフランス人アートディレクターのローラン・グナシア氏と結婚し、2012年には長男を出産しています。
彼女は、自身の育児や教育方針について、ファンや批評家から賛否が分かれる状況にあります。特に、息子の成長を見守る一方で、自身の夢を託しているとの指摘があり、これが「毒親」と呼ばれる所以となっています。寺島さんは、長男が通う小学校からの連絡を受け、提出物が出ていないことを告げられた際の心情をSNSで公開しました。
投稿では、自身の小学時代を振り返り、忘れ物が多かったと述べています。さらに、息子と自分を重ね合わせ、「私も同じだったからな」と振り返りました。学校からは「このままだと成績がつきません」との連絡があり、驚きと戸惑いを表現しました。しかし、彼女は「親の私に電話をしても何もできない」とも述べ、自立を促す必要性を強調しました。
寺島さんは、息子の成績に対する責任を強く感じる一方で、提出物を自覚しない限り、親がいくら言っても無理だとし、最終的には息子に自覚を促す方針を示しています。この発言には、SNS上での賛否が分かれ、一部からは「正論だけど面倒くさい親」との声も上がりました。
また、寺島さんの育児方針については、彼女自身が歌舞伎女優になれなかったことから、息子にその夢を託そうとしているとの批判もありました。息子であるマホロ君が歌舞伎俳優としての道を歩むことを期待しているとの声もあり、これが「毒親」と見なされる要因となっています。
最近、寺島さんは2024年1月に放送されるNHK大河ドラマ『どうする家康』にナレーションで参加し、息子のマホロ君も共演することが決まっています。母と子の共演が注目される中、マホロ君が歌舞伎を心から愛し、楽しみながら成長していることも報じられています。
教育方針や育児スタイルについては意見が分かれていますが、寺島さんの努力が果たして息子にどのような影響を与えるのか、今後の展開に注目が集まります。マホロ君がどのような道を選択し、どのように成長していくのか、引き続き見守っていきたいところです。