エンターテインメント業界に衝撃が走る中、スタートエンターテインメントが所属するジュニアグループの再編成が大きな波紋を呼んでいます。ファンの間では、長年愛されてきた4つの人気グループが突如として解体され、新たに3つのグループが誕生したことに対する怒りや困惑の声が上がっています。
この再編成は、2025年2月16日に発表され、ハイハイジェッツ、美少年、セブンメ侍、少年忍者の4グループが解体され、シズ、キテレツ、万歳の3つの新グループに再編されました。特に注目を集めているのは、元美少年の藤井直樹がどのグループにも所属せず、ソロ活動を続けることになった点です。この突然の変化に対し、ファンはSNS上で「再編成が悪夢」との声をあげ、「新グループ名がダサい」との批判も多く見受けられます。
業界関係者によると、この再編は単なる内部改革ではなく、2026年春にテレビ朝日がオープン予定の「東京ドリームパーク」に向けた大規模な事業計画に関連しているとのことです。この施設には、スタートエンターテインメント所属タレント専用の劇場が設けられ、年間180公演を予定しているとの情報もあります。この劇場がジュニア専用になることから、3つのグループを再編し、競わせることで、新たな盛り上がりを創出する狙いがあるとされています。
しかし、この再編成に対するファンの反発は強く、特に新グループ名については「意味がわからない」との声が広がっています。かつてのジャニーズ事務所の創業者、ジャニー北川氏の独特なネーミングセンスを意識した結果、逆にセンスを疑われる命名だとの批判も寄せられています。
お笑いコンビ下振明城のソナさんも、この再編に対して辛辣な意見を述べており、アイドル業界とは異なる視点からのコメントが話題となっています。彼は「推しが突然別のグループになったら困る」と語り、万歳の新グループ名にも懸念を示しました。
再編成されたグループは、4月10日に東京有明アリーナでの公演から本格始動する予定ですが、ファンの間では「一緒にやることに戸惑いがある」との声も上がっています。特に美少年の藤井がどのグループにも加わらず個人で活動することになったことは、ファンにとって大きなショックであり、今後の活動に影響を及ぼす可能性があります。
スタートエンターテインメントは、今回の再編成について「新たな挑戦と成長の機会を作るため」と説明していますが、ファンからは「具体性に欠ける」との不満も寄せられています。また、再編の詳細な理由が明かされないことで、ファンやメンバーたちの複雑な心境が浮き彫りになっています。
今後、シズ、キテレツ、万歳の3組は、逆風を乗り越え、ファンに愛される存在になれるのか、注目が集まります。彼らの活動と成長に期待が寄せられる中、エンターテインメント界の動向から目が離せません。