人気シリーズ「踊る大捜査線」の最新作が制作中止の危機に瀕している。主演の織田裕二が大激怒しているとの報道があり、ファンからも多くの心配の声が寄せられている。また、元SMAPの中居正広さんに関する女性トラブルがフジテレビの制作環境に深刻な影響を及ぼしているようだ。
昨年末に報じられた中居さんの問題によって、フジテレビは制作中止を検討しているとのこと。現在、スポンサーの撤退やロケが断られる事態が続き、制作部門は機能不全に陥っている。これにより、織田裕二主演の新作「踊る大捜査線2026」の制作も危ぶまれている。
「踊る大捜査線」は1997年に始まり、以降多くのドラマや映画が公開されてきた人気シリーズである。2024年には織田裕二が主演する最新作が予定されていたが、フジテレビの内部環境が悪化したことにより、制作が困難な状況に追い込まれている。
フジテレビは、中居さんの問題に関与した幹部社員がいるとして、約10時間にわたる会見を開くなどして危機管理に追われている。中居さんの芸能活動からの引退も発表されたが、視聴者やクライアントの信頼は大きく揺らいでいる。これにより、同社の制作現場は厳しい状況にあり、屋外ロケの許可が得られないケースが増えている。
さらに、ヒロインを務める不活えりさんに関する問題も浮上している。彼女は過去に銃撃を受けたキャラクターとして知られており、今作への出演が必須とされているが、共演者やスケジュールに慎重な姿勢を見せている。制作関係者は、彼女の参加が難しい場合もあると懸念している。
現在、フジテレビはスポンサーの広告出行が止まっているだけでなく、撮影が満足に行えない状況が続いている。そうした中で、脚本も未完成の状態であり、主要キャストにも出演の打診ができていないという。これにより、制作中止の可能性が高まっている。
ファンからの期待が寄せられていた「踊る大捜査線」の復活がこのままでは実現しない恐れがある。フジテレビは、今後公開を延期するか、他局への売却を検討する必要があるかもしれない。ファンの期待に応えられないまま中途半端な状態で公開することは許されないだろう。
今後のフジテレビと「踊る大捜査線」の行方に注目が集まる中、制作の行く先はどのようになるのか、気になるところである。