大谷翔平、ヤンキースとのワールドシリーズへ「やっと来た」「最高の1年になるんじゃないかな」 頂点へあと4勝
米大リーグのポストシーズンが熱を帯びる中、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手が、ヤンキースとのワールドシリーズ進出を決めた。20日、日本時間21日に行われたナ・リーグ優勝決定シリーズ第6戦で、ドジャースはメッツを逆転し、4年ぶりとなるリーグ優勝を果たした。
大谷選手はこの試合に1番指名打者としてフル出場し、4打数1安打1打点の成績を残した。特に初回の打席では、先発投手マナイアから中前安打を放ち、その後のエドマンの逆転2点タイムリーに繋がった。この勝利により、ドジャースはシリーズを3勝2敗で突破し、ワールドシリーズ進出に大きく前進した。
大谷選手はこのシリーズ全6試合に出場し、22打数8安打の打率3割6分4厘、さらに6打点を記録。彼のポストシーズンでの出塁率は球団史上最高の17となり、メジャー7年目でついにワールドシリーズの舞台に立つこととなった。
勝利の瞬間を迎えた大谷選手は、シャンパンファイトを終えた後の会見で「本当にやっと来たなという気持ち。ここまで苦しい試合を全員で掴み取った」と語り、チームメイトへの感謝の意を示した。また、「残り4勝となった頂点へは、もちろん目指していましたし、そうなるように望んでいました。楽に来られたわけではないので、全員が一生懸命自分のやるべきことをやってここまで来られた。あとは最後のシリーズで自分たちの野球を貫き通せば、最高の1年になるんじゃないかなと思います」と決意を表明した。
大谷選手の活躍により、ドジャースはワールドシリーズでのさらなる成功を目指す。ファンやメディアの期待が高まる中、彼のパフォーマンスが今後の試合にどのような影響を与えるのか、注目が集まっている。