5月に左肩を脱臼→1年目は37試合で打率.262、OPS.641
ジャイアンツのイ・ジョンフ【写真:Getty Images】
米スポーツメディア「ジ・アスレチック」は2日(日本時間3日)、「MLBワースト契約ランキング:必ずしも全ての超大型契約がコストに見合うとは限らない」と題した記事を寄稿。ジャイアンツの李政厚(イ・ジョンフ)外野手はワースト10位以内には入らなかったものの、“候補者”入りしたことで韓国メディアは「もうこんな悪評が……」と嘆いている。 【写真】胸と腰が露わ…青ドレスの美人妻 “韓国のイチロー”の義妹が「美しすぎる」 韓国のイチローと呼ばれ中日で活躍した李鍾範(イ・ジョンボム)氏を父に持ち、愛知県名古屋市で生まれた。2022年はKBO(韓国プロ野球)で打率.349を残して首位打者を獲得。昨年12月にポスティングシステムを利用し、6年1億1300万ドル(約169億5000万円)のアジア人野手最高額でメジャーに移籍した。 出だしは快調だったが徐々に失速。5月13日(同14日)のレッズ戦で守備の際に外野フェンスに激突すると、左肩を脱臼して負傷者リスト入り。その後、左肩手術を受けて早々にシーズンを終える形となった。1年目は37試合で打率.262、2本塁打、8打点、OPS.641にとどまった。 「ジ・アスレチック」のランキングでは、ワースト1位にエンゼルスのアンソニー・レンドン内野手の7年2億4500万ドル(約367億円)、同2位にロッキーズのクリス・ブライアント外野手の7年1億8200万ドル(約272億8000円)などが選出され、イはワースト10位には入らず。しかし“選外佳作”の欄に登場した。 韓国メディア「OSEN」は「1年しか経っていないのに……もうこんな悪評が MLBワースト契約にイ・ジョンフの名前も挙がった」と紹介した。「メジャーで1試合も出場していない選手にオーバーペイという評価もあった」とし、「6年契約の1年目が終わり、負傷で何かを見せる機会も多くはなかった。すでに大手媒体で『ワースト契約』候補と言及された。契約の成否を語るには早すぎる時期だが、外部の評価は高額年俸選手として避けられない宿命だ。結局、実力で乗り越えるしかない。2年目のシーズンには、年俸に見合った存在感を示すしかない」と綴っている。