NPB2年間で90試合出場…打率.202、6本塁打、17打点
日本ハム・加藤豪将【写真:矢口亨】
まさかの報せに衝撃が広がっている。日本ハムは3日、加藤豪将内野手が今季限りで現役を引退すると発表した。NPB2年目の今季は28試合に出場して打率.172。30歳でのユニホーム決断に「え、早くない?」「唐突過ぎて目が点になった」などとファンも驚きを隠せない。 【映像】グラブ投げつけ、踏むわ踏むわ…ブチ切れて扇風機をボコボコ 30歳の加藤豪は、2013年のドラフト2巡目でヤンキースに入団。2022年には10年目にしてブルージェイズでメジャーデビューを果たした。同年のドラフトで日本ハムから3位指名を受け、“逆輸入”での入団が話題となった。 NPB1年目の昨季は62試合に出場して打率.210、6本塁打16打点。今季は開幕1軍を掴むも5月24日に抹消。以降は1軍に昇格することなくシーズンを終えた。また、10月28日に発表された秋季キャンプ参加選手にも名前はなかった。 NPBでの2年間では確たる成績を残せなかったものの、10月で30歳を迎えたばかりと選手としては脂の乗った年齢でもあった。それだけに突然の発表にファンも驚いたようで、「まだ早いだろ30だし……」「えぇぇぇぇ加藤豪将引退!?」「寂しい」「嘘でしょ!?(涙)」「豪将引退か、同い年が引退は寂しいな」「驚きすぎました」「早すぎるよ…ハムじゃ無くてもまだ活躍できる場はあっただろうに」などと、続々と反応が寄せられた。 加藤豪は球団を通じ、「12年間、応援し支えてくれたファンの皆さん、本当にありがとうございました。ここまで来られたのは、家族やチームメート、監督、コーチ、球団の方々、ファンの皆さんのおかげです。これからも新しい挑戦を続け、これまでの経験と感謝の気持ちを胸に、前に進んでいきます」とコメントしている。