今市隆二さんのラジオ番組が強制終了、三代目 J Soul Brothersの登坂広臣さんが怒りを露わにする事態が発生しました。所属事務所LDHは、今市さんが暴行脅迫の疑いで書類送検されたことを受け、彼の活動自粛を発表しました。この発表は、ファンにとって突然の衝撃となり、ラジオ番組「スパーク」の木曜ナビゲーターとしての役割を当面の間見合わせることが決定されました。
今市さんは2025年4月5日、東京でタクシーに同乗中に友人との間で口論が発生し、その際に運転席と後部座席の間のアクリル板を叩く行為があったとされています。この事件により、タクシー運転手は強い恐怖を感じ、結果的に今市さんは暴行及び脅迫の疑いで書類送検されました。LDHは事実関係を認め、タクシー会社への謝罪と示談の申し入れを行ったと発表しましたが、運転手との直接の示談は成立していないとのことです。
示談が成立しない理由には、被害者の心情が大きく影響しているとされており、被害者側の代理人は金銭目的での被害届けではないと明言しています。事件当時の恐怖や精神的ショックが影響を与え、被害者の処罰感情が強いことが示唆されています。元東京地検特副部長の弁護士も、示談が成立しない場合は法的な処罰を望む傾向が強いと指摘しています。
今市さんの問題は、過去の酒絡みのトラブルとも関連しており、2020年に沖縄での出来事が再度話題に上がっています。この際も、女性に対して不適切な行動をとり、謝罪と和解に至った経緯があります。LDHは今回の件に対し、厳格な処分を発表し、コンプライアンスを重視する姿勢を示しています。
三代目 J Soul Brothersは、今市さんを除く形で活動を続ける意向を示し、11月のスタジアム公演も予定通り開催される見込みです。メンバーはそれぞれの活動に全力を注ぎ、ファンに感動を与える存在を目指しています。
この一連の出来事は、今市さんにとってもグループ全体にとっても大きな節目となっており、信頼回復に向けた誠意ある対応が求められています。今後の展開が注目される中、ファンや関係者は彼らの行動に注視しています。