人気お笑いコンビ「ロンドンブーツ1号2号」のメンバー、田村淳氏が自身のTikTokライブ配信中にファンを冷たく扱ったとされる一件が波紋を呼んでいる。田村氏は社会問題に対するコメントでも知られるが、その言動が物議を醸すことも少なくない。今回の騒動は、ファンからの親しみを込めたコメントに対する彼の反応が引き金となった。
配信中、ある視聴者が「私も山口出身です」と田村氏との共通点を喜ぶコメントを寄せたところ、田村氏は「はい、出たどこでも一緒だから」と冷たく返答した。この発言に対し、コメント欄は一変し、多くの視聴者が彼の高圧的な態度に困惑や不快感を示した。
田村氏は自身のポリシーとして、出身地などで人を判断すべきではないとの考えを持っている可能性がある。しかし、ファンからの純粋な挨拶を切り捨てるその態度は、配慮を欠いたものと受け取られた。ファンとの関係を大切にしつつ、自身の思想を伝えるための方法を誤った結果、彼は支持者を傷つけることになったのではないかとの意見が多く寄せられている。
ネット上では、「ファンがかわいそうすぎる」「自分の思想を語るのは勝手だが、ファンを実験代にするのは違う」といった声が上がっており、田村氏の対応に対する批判が相次いでいる。また、「こんな返しをされても文句を言わないファンの方が大人だ」との意見もあり、ファンとの関係性が問われる事態となっている。
影響力のある人物として、田村氏は自らの思想を広める前に、ファンへの最低限の配慮を忘れてはならない。今回の一件は、彼の掲げる理念が自己中心的な正義感に陥っているのではないかという疑念を呼び起こしている。ファンとの関係を大切にしながら、いかに自己の信念を伝えるかが今後の課題となるだろう。