3日午後6時10分ごろ、横浜市鶴見区梶山1丁目の室内ゲレンデ「スノーヴァ新横浜」の従業員から、「ゲレンデ内で一酸化炭素が検出され、負傷者がいる」と119番通報があった。神奈川県警鶴見署や横浜市消防局によると、20代の男性客2人と40代と50代の女性スタッフの計4人が病院に運ばれ、軽症という。
スノーヴァ新横浜によると、3日に一酸化炭素の濃度検査をしたところ、「長時間の滞在において健康へ影響を及ぼす可能性のある一酸化炭素の数値」が確認されたという。 ■全長60メートル、マイナス3度以下 一酸化炭素の発生は、ゲレンデを整備する車両が発生源の可能性もあるとみているが、原因は特定できていない。約1時間換気し、濃度は下がったという。4日は営業を中止するが、今後は換気量を増やす対策をし、早ければ5日にも営業を再開するという。 スノーヴァ新横浜は全長60メートル、幅30メートル、斜度10~14度の室内ゲレンデで、スキーやスノーボードができる。施設内はマイナス3度以下に保たれている。(小寺陽一郎、三木一哉)