# 野球# MLB# 大谷翔平エンゼルス時代の監督だったホワイトソックスのネビン選手特別育成補佐と話すドジャース・大谷翔平(カメラ・安藤 宏太)
◆米大リーグ ドジャース―ホワイトソックス(2日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)
ドジャース・大谷翔平投手(30)が2日(日本時間3日午前11時10分開始予定)、本拠地・ホワイトソックス戦のスタメンに「1番・指名打者」で名を連ねた。前日1日(同2日)の同カードでは30号ソロを放っており、2戦連続の31号に期待がかかる。ドジャースの先発はクレイトン・カーショー投手(37)。メジャー史上20人目となる通算3000奪三振に残り「3」と迫っている。
試合前の練習に姿を見せた大谷はグラウンドに出ると「どこ?」と周囲を見わたしたが、見つからずにキャッチボールに向かった。会いたかったのは、西武T・ネビン内野手(28)の父で、23年にはエンゼルスの監督を務め、現在はWソックスの選手育成特別補佐を務めるフィル・ネビン氏(54)だ。大谷がキャッチボールを始めるとネビンは近づいて見つめていた。
キャッチボールが終わると大谷が歩み寄って、ハグ。久々の再会を楽しんだ。ネビン氏は「彼に会えてよかった。彼に直接会えたのは本当にうれしかった。過去に指導した選手たちみんなと再会できるのはうれしいが、当然ながら彼は特別だ」と喜んだ。
前日には大谷が30号ソロ。「彼を見るのには慣れている。昨日はダグアウトの向こう側に座っていたが、昨夜のあの一打は大きかった。彼が幸せなことが自分にとっても幸せだ。彼は今、素晴らしいチームに所属し勝利のチャンスがある。昨年、彼がワールドシリーズを制したのを自宅のソファで見たが、彼がどれほどその舞台に立ちたかったかを知っていただけに、その瞬間を見ることができて私にとってもエキサイティングだったよ」と“親心”を見せた。
大谷の二刀流復帰については「彼がフィールド上で成し遂げることについて、もはや誰も驚かないだろう。驚きはなかった。彼がリハビリにどれだけ努力したかを知っているしね。彼が私の元でけがをしてから、まもなく2年がたつが、今こうして彼が健康でプレーしている姿を見られるのは本当にうれしいことである」と期待していた。