「当社子会社であるフジテレビジョンにおける一連の事案により、みなさまにご迷惑とご心配をおかけしたことを心よりお詫び申し上げます」 【画像あり】TBS女子アナと会合した中居正広 6月25日、フジテレビの親会社であるフジ・メディア・ホールディングスの株主総会が都内でおこなわれた。3000人を超える株主の前で、金光修代表取締役社長は冒頭の挨拶とともに頭を下げたが、株主からは「誠意が伝わらない!」というヤジも飛んだ。 金光社長のいう“一連の事案”の発端が、中居正広による女性トラブルだったことは周知の事実だ。 「肝心の中居さん本人はいっさい表舞台には姿を見せていません。3月末に『デイリー新潮』が、高級外車を運転して出かける中居さんの姿を報じましたが、その際に、長く伸びた髪にかなり白髪が生えていて、“ストレスの影響か”とSNS上でかなり話題となりました。 しばらくは沈黙を貫いていた中居さんでしたが、5月12日に、突如、フジテレビの第三者委員会が認定した『性暴力』を不服として、代理人弁護士5人の弁護団によって反論を開始しました。中居さんの代理人は《中居氏の人権救済のために》と3度にわたって、すべてのヒアリング記録と証拠開示を要求しましたが、第三者委員会はこれらをすべて拒否。6月3日には、第三者委員会が互いの見解について『依然として大きな隔たりがあり、埋め難い』として、事実上、中居さん側とのやり取り終了を宣告していました」 世論が動くこともなく、結果的に中居の“反撃”は失敗に終わったというわけだ。弱り目に祟り目。むしろここにきてフジテレビから思わぬ“攻撃”を受ける可能性まで浮上してきた。
「株主総会では、株主のひとりから、“中居氏に対して損害賠償を請求しないのか”という質問が出ました。すると清水賢治専務が『まず信頼回復が優先。この事案については複雑で法的な専門家から助言をもらいながら検討していく』と回答したのです。“法的な助言”ということは、勝てる見込みがあるのであれば賠償請求も辞さないということでしょう。 フジテレビは広告収入だけで従来予想から233億円減少したとされています。当然、すべてを中居さんの責任にすることはできませんが、この半額だとしても、とてつもない金額です。『女性自身』の報道では、資産数億円とされる中居氏では払いきれる金額ではないと指摘。自己破産の可能性まで言及されています」 反撃どころか、必死に身を守る必要がある中居だが、かなり追い込まれた生活をしているようだ。 「6月24日、『女性自身』が中居の近況を報じました。記事によれば、中居さんは今後も会見を開く意思はないものの、代理人との打ち合わせのため、ときどき出かけているそうです。ただ、それ以外はほとんど自宅にこもりきり。そのため自宅に美容師を呼びつけているそうですよ。“白髪”を報じられたことをよほど気にしているのいかもしれませんね」 だが、中居にとって6月25日にはさらに不利になるニュースが報じられた。TOKIOの電撃的な解散だ。 「もちろんその原因は国分太一さんが『過去のコンプライアンス上の(複数の)問題行為』が発覚したこと。当初は一時的な活動休止のみだと思われていましたが、まさかのグループ解散にまで至りました。国分さんのコンプライアンス違反の内容についてはプライバシーを理由に明かされていませんが、複数の報道では中居氏が抱えていたようなトラブルを超えるようなものではなさそうです。 はっきりしたことは国民的アイドルグループのメンバーであっても、重大なコンプライアンス違反を起こしてしまった場合は復帰が不可能だということです。改めて時代の変化や、芸能人に求められる厳しい倫理が浮彫りになりました。 このタイミングで中居氏を擁護するような世論にはなりづらいでしょう。中居氏は名誉回復を求めているようですが、“性暴力認定”をめぐって反論を続けるのは難しいのではないでしょうか」 髪を染める意味も、なくなりそうだがーー。