【速報】両陛下が広島空港出発 戦後80年…戦争の記憶と向き合った2日間の広島訪問終えて
天皇高郷両陛下が、戦後80年の節目に広島県を訪れた2日間の旅を終え、先ほど広島空港を出発されました。午後5時45分、両陛下は広島空港に到着し、広島市での原爆犠牲者の慰霊や被爆者との交流を経て、感慨深い訪問を振り返りました。
両陛下は、昨日からの訪問中、平和記念公園での慰霊祭に参加し、原爆の悲劇を忘れないために花を捧げました。また、広島平和記念資料館では、被爆体験を次世代に伝える若者たちと触れ合い、戦争の記憶を共有しました。今日、両陛下は広島市朝南区を訪れ、2014年の豪雨土砂災害で犠牲になった23人を追悼し、被災者や遺族と心を通わせました。
その後、原爆用語ホーム矢野折り鶴園を訪れ、入居する80代・90代の被爆者と直接対話。両陛下は、見送る人々に優しく手を振り、深い感謝の意を示しました。午後6時20分、羽田空港に向かう特別機に乗り込む際、広島県民からの温かい見送りを受けました。
両陛下は、訪問初日に原爆の悲劇を思いながら、広島の人々の苦難に寄り添い、平和への思いを新たにしたと語っています。この2日間の訪問は、戦争の記憶と向き合う重要な機会となり、多くの人々の心に深く刻まれることでしょう。両陛下の広島訪問は、平和の大切さを再確認する重要な瞬間でした。