◆米大リーグ ドジャース11―5ジャイアンツ(14日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)
ドジャース・大谷翔平投手(30)が14日(日本時間15日)、本拠地・ジャイアンツ戦に「1番・DH」で先発出場。初回に11試合、47打席ぶりの一発となる先制の24号先頭打者本塁打を放つと、6回先頭では今季3度目の1試合2発となる25号ソロ。メジャー通算250本塁打に到達した。
本塁打は2日(同3日)の本拠地・メッツ戦以来。先頭打者アーチは5月30日(同31日)の敵地・メッツ戦で千賀から放って以来14試合ぶりで、今季7本目となった。試合後、取材対応した大谷は「だいぶ長いこと打っていないなと思っていた。1本目は先制するという意味では大きい本塁打だったかなと思います」と話した。
ロバーツ監督は「ここ10日ほどは低めのボール球に手を出してしまう場面が多かったと思うが、今夜はグラウンドを広く使い、いいスイングができていた。彼が調子を上げてくると、みんなが非常にやりやすくなる」とたたえた。ここまで3度のライブBP(実戦形式)登板をこなしている「投手・大谷」の起用法に関して、11点リードで9回を迎えたこの日のような展開になった場合、「最終回で試運転させる考えは?」を質問された指揮官は「おそらくそれはない。翔平が登板するときは先発かオープナーとして投げることになるだろう」と説明した。