仙台市八山動物公園で、昨年12月に誕生した双子のホッキョクグマの一般公開が本日より始まり、多くの来園者がその愛らしい姿を見に訪れました。平日にもかかわらず、早朝から長い行列ができ、訪れた人々は双子のホッキョクグマに心を奪われました。
午前9時15分、待ちに待った公開が開始されると、双子は緊張する様子もなく、元気に水の中で戯れ、来園者たちに愛嬌を振りまいていました。「ふわふわで本当に可愛かった」と訪れたファンはその魅力を語り、双子の動きに釘付けになった様子が印象的でした。特に、動物ファンの中には、双子のホッキョクグマの愛くるしい行動に感激し、興奮を隠せない人も多く見受けられました。
双子は、母親のポーラと父親のオの貝の間に誕生し、順調に成長を遂げています。ホッキョクグマの繁殖は難しく、双子が共に育つケースは2012年の北海道の丸山動物園以来の珍しい出来事です。来園者たちは、双子が元気に遊んでいる姿を見て安堵の表情を浮かべました。
なお、この双子のホッキョクグマにはまだ名前が付けられていません。動物園では、一般の方々から名前の候補を募り、投票を行っています。候補には「ミラトクルン」(奇跡にちなんだ名前)や「ミッチとノック」(道の国にかけた名前)などがあり、投票は本日から開始され、今月17日まで受け付けられます。最終的な名前は来月5日に行われる命名式で発表される予定です。
この双子のホッキョクグマは、これからも多くの人々に愛される存在として成長していくことでしょう。動物園側も、双子が元気に育つことを願っています。