映画界の注目を集める永野芽郁主演の新作「かくかくしかじか」が、公開初日から厳しい試練に直面しています。5月16日、東京の丸ノ内ピカデリーで開催された初日イベントは、思わぬ逆風の中で行われました。彼女の主演作が、スキャンダルの影響で観客を迎えることができないという異常事態が起きたのです。
この映画は、漫画家・あ村明子の人気作品を実写化したもので、主人公の林子を演じる永野は、9年間にわたる恩師との絆を描いた物語に挑んでいます。しかし、彼女のプライベートが週刊誌に取り上げられ、婚約者との不倫疑惑が報じられたことが影を落としています。事務所はこれらの報道を否定しているものの、続く報道が彼女のイメージをさらに傷つけています。
初日イベントでは、報道陣が制限され、一般客のみが参加できる形で進行されました。これは、永野に対するマスコミからの質問を避けるための措置と見られていますが、ファンや業界関係者の間からは厳しい批判が寄せられています。「メディアを排除することで逆に注目を集めている」との声も上がる中、SNSでは「守られすぎ」との反応が相次ぎました。
映画の評価サイトでは、公開前から低評価の口コミが寄せられ、早くも興行収入への影響が懸念されています。かつてのヒロインとしての輝かしいキャリアを築いてきた永野ですが、このスキャンダルは彼女の女優としての未来に暗い影を落とす可能性があります。
過去には「俺物語!!」での主演を果たし、多くのファンを魅了してきた永野。しかし、今回の不倫疑惑によるイメージダウンは、彼女のキャリアに深刻な影響を与えるかもしれません。業界内では、今後の起用について慎重になる見方が強まっています。
「かくかくしかじか」の初日を迎えた永野芽郁にとって、本作が彼女のキャリアにおける試練となるのか、あるいは逆境を乗り越える契機となるのか、注目が集まっています。観客やファンの反応は様々ですが、彼女の今後の動向にはますます目が離せません。