東京、午後0時半前。東海道新幹線「こだま717号」の11号車5番B席で、乗客から不審物の通報がありました。乗務員がすぐに対応し、列車は三川安城駅で緊急停車。消防が到着し、問題の物体を取り出しました。それは高さ約12cmの透明なプラスチック製の筒で、中には黒い液体が入っていました。
緊急事態に対応している中、乗客たちは不安な表情を浮かべ、車両内は緊張が走りました。しかし、消防の検査の結果、この黒い液体に毒性は確認されず、乗客たちの安全が保たれました。運行は約30分間見合わせましたが、怪我人は出ていないとのことです。
警察は現在、詳細な調査を進めており、なぜこの不審物が持ち込まれたのか、さらなる情報を集めています。新幹線の運行に影響を及ぼしたこの事件は、乗客の間で不安を呼び起こし、その後の影響が懸念されます。今後の警察の発表に注目が集まります。