〈一昨年脳出血になって今日も変わらず病院でリハビリです。今年もどうぞよろしくお願いします!〉──タレントで医師の西川史子(54)が自身のインスタグラムで新年の挨拶を投稿してから1年4か月。2024年1月1日の更新を最後にSNSはストップしたままだ。取材を進めると、彼女が昨年12月末に1億円のマンションを手放していたことがわかった。 【写真】右脳内出血と診断された西川史子の近影「懸命にリハビリ中」、若かりし日のフレッシュすぎる水着写真ほか
歯に衣着せぬコメントで人気だった西川の体調に異変が生じたのは、2021年8月の朝だった。 「西川さんが勤務先の病院に出勤しなかったため、マネージャーが警察立ち合いのもと自宅に入ると、リビングで倒れていた西川さんを発見したそうです。病院に運ばれ、右脳内出血との診断を受け、5時間に及ぶ手術が行われました」(芸能プロ関係者) 緊急搬送から3か月後、西川はインスタグラムで当時の病状について、以下のようにつづっていた。
〈左半身の麻痺はまだ完全によくなってはいません。当初はほとんど動かなかったのですが、リハビリによって身の回りのことは自分でできるようになりました。(略)医師として向き合いながらさらに身体の機能の向上を目指してまいります〉 今年4月に54歳となった西川は、開業医の父を持ち、神奈川県で生まれ育った。聖マリアンナ医大在学中の1994年に「ミス湘南グランプリ」、1996年には「ミス日本」のファイナリストに選出。1996年から1997年にかけて『恋のから騒ぎ』(日本テレビ系)にも出演した。 医大卒業後は医師として働くかたわら、バラエティー番組などで毒舌タレントとしても活躍した。 「小学校では100点取ったら1万円、中高時代は2週間ごとに小遣い15万円という裕福な家で、家業を継ぐために『医者になりなさい』と育てられたそうです。 西川さんもバラエティー番組で求められるキャラから、30代の頃は『結婚相手は年収4000万円以上』と話したことも。しかし実際は、『私を好きでいてくれたら、それだけでいい』とも周囲に明かしていました」(テレビ局関係者) そんな彼女は2009年に元葛飾区議会議員で実業家の福本亜細亜氏と結婚。翌年にホテルオークラ東京で盛大な結婚式を挙げた。 「幸せをつかんだように見えた西川さんですが、1年ほどの別居を経て、2014年に離婚を発表しました。レギュラー出演していた『サンデージャポン』(TBS系)で離婚原因について聞かれると、『私が嫌われていたんでしょう。理想の家庭像を押し付けてしまった。毎日一緒にご飯を食べたり、旅行に何回も行くとか……うちの父がそうだったから』と、涙ながらに語っていました」(同前)
現在、西川はどこで何を…
病気以降、テレビの仕事を減らした西川は、2022年4月に母校である聖マリアンナ医科大学大学院リハビリテーション科に合格。2023年5月のインスタグラムには聖マリアンナ医科大学病院リハビリテーション科医局員として初出勤したことを明かし、〈これからの大学院生のスタートがきれてワクワクしています〉と、白衣姿の写真とともに投稿していた。しかし、2023年6月に脳出血を再発した。 以前、バブル時代から遊んでいた港区は「私の庭みたいなもの」と語っていた西川だが、行きつけの店にも姿を見せなくなっていた。 「元気だった頃の5年くらい前には、大勢でフロア一杯に知り合いを呼んで打ち上げのような会を開いていましたが、最近は見かけていません」(西川の行きつけ店) 知人らも西川の健康状態を心配しているようだ。
「健康的だった頃に比べると、2022年頃から西川さんは頬がこけて、かなり痩せているように見えました。一昨年12月、西川さんの父親は『女性セブン』の取材に、2023年に脳出血を再発してからは入院しながらリハビリを続けていることを明かしていました。西川さんは2014年に都内一等地にある1億円の新築マンションを購入していましたが、昨年12月末に自宅を売却して転居しています」(芸能プロ関係者) 以前は複数のクリニックに勤務していた西川だったが、すでに退社しているクリニックもある。 「SNSに頻繁に写真を投稿していたAクリニックはすでに退社していて、2020年9月から勤務していたBクリニックも1年以上前に退社しています。西川さんはリハビリに集中するために仕事を整理したようです。自宅の売却もより良い環境での体調回復を目指す一環なのかもしれません」(同前) 2022年11月から勤務しているCクリニックに在籍確認をすると、「西川先生は在籍していますが、現在は休職中です」と回答した。 西川の元気な毒舌を多くの視聴者は待っている──。