中居氏の現在の生活
中居正広氏
性暴力問題を巡って今年1月引退を発表した中居正広氏(52)。その後、「週刊新潮」は中居氏が“激変”した姿を捉え、現在の暮らしぶりについて報じている。完全リタイアしても「食うには困らない」といわれる中居氏の巨額な資産の内訳とは……。 【独占写真】高級外車でお出かけ… 「中居正広氏」の変装姿をカメラが捉えた!(3月28日撮影) ***
中居正広氏とフジテレビを巡る問題について改めて振り返ろう。端緒となったのは、昨年末に複数の週刊誌が中居氏とフジテレビの元女性アナウンサーとの“性加害トラブル”を報じたことだ。その後、問題はフジテレビによる組織的な“上納”疑惑に飛び火。1月17日にはフジテレビ元社長の港浩一氏による会見が「閉鎖的すぎる」と批判を浴び、大規模なスポンサー離れを招いた。 その後も、この問題を巡ってさまざまな臆測が飛び交う中、3月31日に第三者委員会が調査報告書を公表。中居氏の行為について「性暴力」と認定したことに加え、中居氏以外の複数のタレントによるセクハラについての記述が話題となった。具体的には、10年以上前に飲食店で起きた事案として、〈番組出演者が突如としてズボンと下着を脱ぎ、下半身を露出した。危険を感じた女性社員は、「私はそういうのだめなので」と荷物を持ち地上階に上がり、外に出てタクシーを拾い帰宅した。番組出演者は引き止めるということもなく、ぽかんと見ていた〉との記述があったのだ。 衝撃的な内容を受け、SNSなどで「犯人探し」が進む中、「週刊文春」はこの「番組出演者」がとんねるずの石橋貴明だったと報じ、石橋はその後所属事務所を通じて謝罪コメントを発表している。 一方、そもそもこの問題のきっかけをつくった人物である中居氏は現在何をして過ごしているのか。「週刊新潮」は3月末、中居氏が“激変”した姿で友人の元を訪れる様子を確認している。 (「週刊新潮」2025年2月6日号、4月10日号掲載の記事をもとに、加筆・修正しました。肩書き、年齢などは当時のまま)
一級建築所の事務所を訪れると……
中居氏が都心の住宅街に現れたのは3月28日。おりしも日枝久フジ・メディア・ホールディングス取締役相談役(87)の辞任が明らかになった翌日のことだった。 昨年末に女性トラブルが報じられた後、一度は“示談済み”と主張したものの、今年1月23日に芸能界引退を発表。それ以降、「北海道にいるらしい」「海外に逃げた」など出所不明の情報がネット上のみならず、メディア関係者の間でも飛び交っていたが、彼は都内にとどまっていたのである。 中居氏はニューバランスの白のキャップ、デサントの緑のフード付きパーカーに同じくデサントの黒のスウェットパンツ、足下はソールの分厚い白のスニーカー、手にデサントのベージュのカートバッグというラフな装いである。ちなみに、彼はファンの間ではスポーツウェアのデサント好きで知られている。 その中居氏が人目を忍んで訪れた先は女性トラブルでお世話になっている弁護士の法律事務所、ではなかった。そこは意外にも一級建築士の設計事務所。車とオフィスを往復すること数回、路上でも一級建築士の男性としばし話し込んだ彼は、最終的に茶色の大型封筒を手にしてその場を後にした。滞在時間は20分ほどというところなのだが、気になるのはいったい何の目的でそこを訪問したのか、ということだろう。
「“近くまで来たから寄ったよ”」
後日、件の一級建築士に直接尋ねると、このように説明する。 「“近くまで来たから寄ったよ”という感じです。(中居氏と知り合ったのは)僕の古い友人が彼の友人で。甘いものの話とか、なんてことのない話しかしていません。(仕事の)依頼があればうれしいのですが、それは本当にありません」 中居氏はピーク時で、年間10億円は下らない収入を得ていたとみられている。今回は「仕事の依頼ではなかった」というが、巨額の資産を用いて引退後の新居の建築やリフォームを行う余裕は十分あるだろう。 ちなみに、中居氏は東京都港区の超高級マンションに315平方メートル、目黒区の高級マンションに97平方メートル、さらに横浜市内の大規模マンションにも114平方メートルの部屋を所有している。 都内の不動産鑑定士によれば、 「まず港区の物件ですが、分譲時は2部屋別々で売りに出されていたものを中居さんが隣続きで買い取ってリフォーム。部屋をつなげて、1部屋として使っています。中居さんは新築時にこの物件を購入していますが、2部屋分の分譲価格は8億7000万円ですね」 目玉が飛び出るような高額物件だが、衝撃的なのは、 「昨今の不動産市況は過熱しており、結果、現在の売却見込価格は20億円に跳ね上がっていること。売却した場合、11億3000万円の利益です」(同)
「総資産は20億円を下らないはず」
中居氏は他の2物件も新築時に購入しており、 「目黒区の方の分譲価格は1億5700万円で売却見込価格は4億円、横浜のは分譲時5930万円、売却見込が8000万円です」(前出の不動産鑑定士) 実際は売却益には税金がかかるが、それを考慮しなければ、トータルで13億9370万円の利益が出る計算。途方もない額の不動産資産を保有しているのは間違いなさそうだ。 また、高額納税者が最後に公示された2005年(04年分)の中居氏の納税額は1億9000万円。推定年収は4億円弱なのだが、さる芸能関係者は、 「中居の出演番組のギャラは、ピーク時には1本200万円に達していたといわれています。1年50週で計算した場合、1番組で年間1億円の収入。5番組で5億円です。しかも、これにCMのギャラや特番の臨時収入、SMAPの歌唱印税も入るわけです。年収で10億円に達した年もあったでしょう。税金分を差っ引いても総資産は20億円を下回らないといわれています」 いずれにしても、引退後の生活には困りそうにないのだ。
デイリー新潮編集部