4月24日発売の『週刊文春』(文藝春秋)が報じた俳優・永野芽郁(25)と田中圭(40)との不倫疑惑はいまだに物議を醸し続けている。永野は、田中との不倫疑惑と同時にTBS日曜劇場『キャスター』で共演中の韓国人俳優のキム・ムジュン(26)との熱愛話も報じられ、“二股不倫疑惑”だとも記事では伝えられた。 ■【画像】田中圭との“ハロウィン自宅デート”の日に撮影した動画を永野芽郁がインスタに堂々投稿 そんな彼女は28日深夜、自身がパーソナリティーを務めるニッポン放送のラジオ番組『永野芽郁のオールナイトニッポンX(クロス)」に生出演。 番組の冒頭で、「番組を始める前に、私からお伝えしたいことがあります」と切り出し、番組リスナー、ファン、そして仕事関係者に対して、「たくさんのご心配とご迷惑をおかけしています。本当にごめんなさい。誤解を招くような軽率な行動をしたこと、心から反省しています。今後はこのようなことが二度とないように節度を持った行動をしていきます。申し訳ありませんでした。これから皆さんの信頼を取り戻せるように頑張ります」とコメントした。 永野は前述の連ドラ『キャスター』に出演中で、CM契約を11社も抱える大人気女優。不倫疑惑のお相手の田中は、2011年に当時女優だったさくら(41)と結婚し、女児2人の父親でもある。彼もドラマや映画に引っ張りだこで、5月から主演舞台『陽気な幽霊』が上演予定だ。 文春のよると、田中と永野は21年公開の映画『そして、バトンは渡された』での共演がきっかけで知り合い、24年9月頃から交際関係に発展。記事には同年10月に撮影されたという密着ツーショットも2枚掲載されている。1枚は田中が頬にカボチャのイラストが描かれたシールを、永野が「Happy Halloween」の文字が書かれたシールを貼って顔を寄せ合った写真。もう1枚は永野自身のスマホで撮影した鏡越しのツーショットで、2人は体を寄せ合って“恋人つなぎ”をしている。 文春では、24年12月に2人が郊外のレジャーランドでメリーゴーラウンドに乗る様子、高級居酒屋やバーでハシゴ酒をしたあと、田中が、永野が一人暮らししているマンションに入っていく姿、翌朝、二日酔いの田中が出てくる姿なども報じられている。 「さらに、ムジュンさんとも……ただ、ムジュンさんの所属事務所も熱愛を否定し、そして永野さんの事務所、田中さん本人と事務所も不倫についてはきっぱりと否定していることもあり、あくまでも疑惑ではあります。それでも、永野さんと田中さんの2人には厳しい声が寄せられてしまっていますね」(ワイドショー関係者) 永野と田中の不倫疑惑報道を受け、 《永野芽郁ちゃん好きだったのに、CMや街でポスター見かける度に、田中圭が脳裏に浮かぶのが辛い》 《永野芽郁より田中圭の方がヤバいと思うけどなぁ。今後どこの事務所の女優も田中圭との共演NGにするんちゃうかな?》 《お〜永野芽郁のcmってこんなに多いのね笑笑 どうしてももう田中圭がチラついちゃうよね》 といった意見がXには寄せられている。 「不倫スキャンダルが取り沙汰された芸能人は地上波の番組に出られなくなる、という風潮が以前にも増して高まっていますからね。20年1月に不倫が報じられた東出昌大さん(37)と唐田えりかさん(27)も映画や配信コンテンツには出演できていますが、5年にわたって地上波のドラマには出演できていませんよね」(前同)
■福原愛は国外逃亡&超人気声優は事実上の引退状態に
4月7日夕方の交通事故後に搬送先の病院で看護師に暴行したなどとして傷害の疑いで逮捕、送検されたことが物議を醸した広末涼子(44)は、2023年6月に鳥羽周作シェフ(46)とのダブル不倫が報じられ、大手事務所を退所している。 「広末さんはしばらく地上波から離れていたものの、3月28日放送の『ザ・共通テン!』(フジテレビ系)で2年ぶりに全国放送に出演。本格復帰への期待も高まっていましたが、その矢先に事故と事件を起こしてしまいました。不倫スキャンダル以上の事態を招いてしまい、さらに地上波への出演は難しくなったでしょうね」(前出のワイドショー関係者) 24年8月に“橋本環奈似の女子大生”とアパホテルで密会していたと不倫同然のスキャンダルが取り沙汰された元KAT-TUNの中丸雄一(41)も、25年1月3日に芸能活動を再開することを発表したが、レギュラー番組の『家事ヤロウ!!!』(テレビ朝日系)、『朝だ!生です旅サラダ』(ABCテレビ・テレビ朝日系)、『シューイチ』(日本テレビ系)への出演は叶っていない。 「卓球女子元日本代表の福原愛さん(36)も既婚者だった21年3月に一流企業に勤めるエリートサラリーマンとの“お泊りデート”が報じられ、同年7月に離婚。不倫疑惑報道後は解説やタレント仕事が激減。現在は中国に軸足を移し、当地のSNSへの投稿を中心にタレント活動を続けています。 また、24年5月には大人気声優で声優界のレジェンド的な存在だった古谷徹さん(71)が、37歳年下の女性ファンと4年半にわたって不倫関係にあったと報じられ、ファンを中心に大きな衝撃が走りました」(前同) 古谷は所属事務所を通じて次のコメントを発表。 《私は、あるファンの女性と昨年9月まで4年半という長い期間不倫の関係にありました。まっすぐに応援してくれる彼女に惹かれ、浅はかにも自分からコンタクトをとり関係が始まりました。そのお付き合いの中で一度口論になり思わず手をあげてしまったこともありました。大人として人間として最低の行為でした。また、妊娠中絶させてしまうという許されない過ちも犯してしまいました》 「このスキャンダルにより、古谷さんは『名探偵コナン』(読売テレビ・日本テレビ系)の大人気キャラクター・安室透の声優をはじめ、多くの仕事から降板。今や引退同然の状態となってしまいました」(同)
■不倫タレントが地上波番組“絶対NG”のワケ
永野と田中の不倫疑惑は今後どのような展開を見せるのか——。そして、これほどまでに芸能人の不倫スキャンダルが問題視されるようになった背景を、芸能評論家の三杉武氏はこう解説する。 「双方の事務所が不倫疑惑を明確に否定しています。ですので、ドラマやCMからいきなり降板となると、“やっぱりそうなんだ”と思われてしまうでしょうし、永野さんがインスタグラムのコメント欄を開けっ放しにしているのも、閉鎖したら“やましいことがあるんだな”となってしまう。だからこそ『キャスター』にも出演ができているのでしょうし、コメント欄も閉鎖しないんでしょうね。 事務所は火消しに奔走していると見られますが、最大のポイントは文春が続報を出してくるかどうかですよね」(以下、すべて三杉氏) ベッキー(41)とゲスの極み乙女。・川谷絵音(36)の不倫報道時、ダウンタウン・松本人志(61)の女性問題など、文春は第二、第三の矢を放ってきた。 「文春の続報は恐いでしょうね……。そんな永野さんは、子役からファッション誌のモデルを経て女優デビュー。芸歴は長いものの“ノースキャンダル”でした。さらにNHK朝ドラ『半分、青い』のヒロインを務めたこともあり、世代を問わずに人気があります。 裏表のなさそうな圧倒的な“好感度女優”だった永野さんですから、そういったタレントが不倫していたとなると“ギャップ”も大きくダメージもより甚大ですよね」 現在、テレビ各局は不倫スキャンダルが取り沙汰されたタレントを出演させることを非常に恐れているとされる。 「テレビ不況ですからね。かつてよりもさらに“スポンサーあってのテレビ”という風潮がありますよね。各局はスポンサーの怒りを買わないよう、極力、波風を立てないような番組制作を心がけています。 ダウンタウンの松本さんが出演していた『ワイドナショー』の後番組がサンドウィッチマンの『かのサンド』(フジテレビ系)になったこともその典型ではないでしょうか。サンドウィッチマンは好感度が抜群に高いですし、スキャンダルの心配もないでしょうからね」 スポンサー企業側も消費者からの反発やSNSの炎上を恐れているという。 「SNSの浸透は大きいですよね。スキャンダルが報じられたタレントを出すことを特に反対しているのは一部の声の大きな人だけなのかもしれませんが、今はスポンサー企業に直接クレームを入れられる時代です。コンプライアンスや倫理に反するような行ないをしたタレントを自社のCMに出演させたり、そういったタレントが出ている番組にスポンサードすることは“リスク”ですよね。 永野さんが多くのCMに出ていた背景には、彼女のノースキャンダルもあったはず。それが今回、誤解されても仕方がないような行動があったことはたしか。あくまでも疑惑ではありますが、今後は地上波番組への出演やCM契約が減る展開も考えられるでしょう。 いきなり、打ち切りなどにすると各所にハレーションが発生するので、契約期間中は放送するものの、満了時に更新しない、新規のCMオファーが来なくなる、もしくは減っていき、露出も徐々減っていくとなる可能性もゼロではないでしょうね。そしてやはり、文春の続報が出た場合には大ダメージですよね」 「これから皆さんの信頼を取り戻せるように頑張ります」とコメントした永野。多くの人に愛されてきた大人気タレントは、この窮地を乗り切れるだろうか——。