◆米大リーグ ドジャース5―3ロッキーズ(14日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)
ドジャースが14日(日本時間15日)、大谷翔平投手(30)の3安打1打点の活躍でロッキーズに本拠地で勝利。連敗を2で止め、4カードぶりの勝ち越しに前進した。
主砲のT・ヘルナンデスを体調不良で欠く中、大谷がチームを救った。まずは初回。2試合ぶりの安打となる右前打で2番・ベッツの4号先制2ランをお膳立て。3カード連続負け越し中の悪い流れをMVPトリオの2人で断ち切った。
豪快な一発が生まれたのは2点リードの3回先頭。先発・センザテーラの97・9マイル(約157・6キロ)直球を完璧に捉え“確信歩き”を披露。打球速度112マイル(約180・2キロ)、打球角度30度、飛距離408フィート(約124・4メートル)でセンターバックスクリーンで弾んだ。6試合ぶりの5号ソロはメジャー通算230号となった。
大谷は「正直もっと飛んでるかなと思ったんですけど、今日はちょっとね、風が良くなかったかなと思います」と手応えと飛距離が比例しなかった様子。4試合ぶりのマルチ安打となり「打席からの眺めも良かったかなとは思います。心地よく打席の中で動けてたかなと思うので、こういう感覚をしっかりとまず継続していくっていうのが一番大事」と好感触を得ていた。