トラウト、観客に妨害されてブチギレ
ロサンゼルス・エンゼルスのスター選手マイク・トラウトが、敵地ヒューストンでのアストロズ戦で観客による妨害に遭い、思わず激怒する場面が見られました。試合は日本時間の12日、13日に行われ、トラウトは右翼手として出場しましたが、彼の守備中に起きた出来事が注目を集めています。
2回の守備の際、トラウトは西からの打球を右翼ファウルゾーンで捕球しようとしました。ボールは彼のグラブに収まりかけたものの、その瞬間、観客がグラブからボールを奪い取るという信じられない行為が発生しました。この結果、ボールはファウル判定となり、トラウトは両手を上げて不満を表明しました。彼の怒りは、ファンによるこの行為が危険を伴うものであり、選手の怪我につながる可能性があるため、理解できるものでした。
ネット上では、この妨害行為が昨年のワールドシリーズでのムーキー・ベッツ選手に対する妨害と類似しているとの声が上がっています。多くのファンが「二度と野球場に来るな」といった厳しい意見を述べており、観客の行動が選手の安全を脅かすものであることに対する強い反発が見られました。
トラウトは試合後、自身のソーシャルメディアでこの出来事について言及することはありませんでしたが、ファンの中には彼が怪我をしなかったことが幸運だったとする意見もありました。観客による妨害行為は、選手たちのプレーを混乱させるだけでなく、思わぬ事故を引き起こす危険性があります。
試合を見守るファンや解説者たちも、このような行為に対して厳しい姿勢を示し、観客席と選手の距離を保つための対策が必要であると訴えています。今後、球場側がどのような対応をとるのか、注目が集まるところです。トラウト選手の今後の活躍と、同様の事件が再発しないことを願うばかりです。