女優の広末涼子容疑者(44)が、女性看護師への障害の疑いで逮捕された件が、再び注目を集めている。11日、弁護士の山岸久志明氏がテレビ番組に出演し、今回の事件の詳細について説明を行った。彼によると、広末容疑者が関与した交通事故の現場にはブレーキ痕がなく、ドライブレコーダーも設置されていなかったという。
当初、逮捕の理由は障害罪であったが、捜査が進むにつれ危険運転致死罪に変更される可能性が出てきている。危険運転致死罪は、最高で懲役15年に達する可能性があり、非常に厳しい罪となる。山岸弁護士は、覚醒剤や障害よりも重い罪とされる危険運転致死罪の適用に驚きを隠せない様子だった。
また、事故の原因となる運転時の精神状態も重要なポイントであり、合法な薬物であっても運転能力に影響を及ぼす場合は、危険運転に該当する可能性があると指摘した。これに対し、視聴者からは、広末容疑者が精神的な問題を抱えているのではないかとの憶測も飛び交っている。
番組では、広末容疑者の弁護に関する意見も紹介された。事故の直接的な原因が彼女にあるとされる中、弁護士は、逮捕されているのは障害罪であり、事故の状況とは無関係であるとの見解を示した。このような複雑な事情により、捜査はさらに進展する見込みだ。
また、過去の類似事件と比較されることも少なくなく、広末容疑者が懲役15年の重い罪に問われることはないとの意見もある。実際、他の有名人が過去に同様の事件で軽い処罰を受けた例も挙げられており、検察の判断が注目されている。
今後、広末容疑者の運命は、検察の判断に大きく左右されることになる。社会的関心が高まる中、彼女の事件がどのように展開していくのか、引き続き目が離せない状況だ。