ビートたけしが、松本仁や中居正広に対して明確な意見を述べたことが話題になっている。2月7日、78歳のたけしは浅草東洋館で行われた「江戸町対等芸能サビーとたし杯」に出席し、現代の芸能界について語った。彼は、演歌の時代が終わりお笑いが主流となったものの、YouTubeの登場によりお笑い業界も厳しい状況にあると分析した。
たけしは自身の芸人人生を振り返り、「運が良かったが、終わるべくして終わった」と発言し、元SMAPの中居や松本が女性トラブルで活動を休止した騒動とも関連付けた。彼は新たに芸を志す若手に対して期待を寄せつつ、厳しい現実に直面していることにも触れた。
長年たけしを取材してきた記者は、彼の毒舌と存在感は変わらないが、どこか穏やかな印象を受けたと語る。また、テレビ局が高額ギャラのためにたけしにオファーできない現状も指摘された。2023年12月には、松本と中居がMCを務める番組に出演し、漫才からの引退や映画のオーダーが来なくなれば引退する意向を示していた。
たけしの発言からは、引退を意識している様子が伺える。彼は、時代の違いを感じながらも、コンプライアンス重視の現代を理解し、「ダメなものはダメ」という感覚を持っていることが重要だと強調した。彼自身の漫才やトークが今の時代に合わないことも認め、かつての昭和の良さを懐かしむ声も聞かれる。
芸能界の厳しい現実を受け入れつつも、新たな時代に適応し続けるたけしの姿勢は、多くの人々に影響を与えている。彼の言葉が、これからの芸人たちにとっての指針となることを期待したい。