大阪府岸和田市で岸和田音頭のCDを寄贈した大江裕(提供写真)
岸和田観光大使を務める演歌歌手の大江裕が30日、大阪・岸和田市の二の丸広場で「岸和田音頭」のCD500枚の寄付贈呈式が行われた。
幼少の頃から同曲に親しみ、かねてより歌唱してCDとして残したいという希望を持っていた。地元に何か貢献したいという思いもあり、自費でCDを制作し、岸和田市に贈呈した。同曲は市制施行50周年を記念し1972年に水前寺清子歌唱のレコードとして制作され、現在も地域の盆踊りなどで親しまれている。
今回寄贈した大江裕バージョンは非売品。お囃子には、水前寺が特別に参加した。贈呈式では、岸副市長からの感謝状の贈呈のあと、水前寺からの「長年にわたり皆様に親しまれてきたこの歌を、この度、岸和田観光大使の大江裕さんが歌い継いでくれることに大変うれしく、心から喜ばしく思っています」というメッセージが披露された。
歌唱では、ステージに岸和田市イメージキャラクターの「ちきりくん」、大阪・関西万博公式キャラクター「ミャクミャク」が登場して盛り上がった。贈呈されたCDは、町会の盆踊り関係、介護保険課の音頭体操関係に配布される予定となっている。