◆米大リーグ ドジャース―タイガース(27日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)
ドジャース・大谷翔平投手(30)が27日(日本時間28日)、米開幕戦となる本拠地・タイガース戦に「1番・指名打者」でスタメン出場し、7回の第4打席で今季2号ソロを放った。19日の東京ドームでの開幕シリーズ第2戦から2試合連続のアーチとなった。
昨季のサイ・ヤング賞左腕のスクバルに対し、3打席目までは一ゴロ、右前安打、二ゴロに3打数1安打だった大谷。1点リードの7回2死走者なしの4打席目は救援右腕・ハニフィーと対戦し、左翼へリードを広げる貴重な2号ソロを放った。
打席の直前には現地放送で、「同僚が見た日本での大谷翔平」についてのインタビューを放送。驚きの声の連続だった。
ロバーツ監督「まるでビートルズのようだった。信じられなかったね」
カーショー「彼が米球界、ドジャースの選手でどういう存在かをみんなが分かっているかのようだった。どこに行っても彼の広告の看板があったよ」
スミス「試合にはみんな彼を見に来ているようだった」
エドマン「日本のみんなに愛されて嫌いな人なんていないね」
フリーマン「どんな活躍をするかと思ったら期待以上だった」
大谷は日本出発前にナインにヘッドホンをプレゼントし、日本開幕前にはすし職人などを呼んで夕食会を開催。試合が始まれば2試合連続安打で2試合目には本塁打も放ち、チームの2連勝に大きく貢献した。