人気YouTuberのHIKAKINが「カネの重み」についての発言を巡り、議論を呼んでいる。3月24日、漫才コンビ「下振り明城」の粗品が自身のYouTubeチャンネルでこの問題に言及し、HIKAKINの意見に対する反論を展開した。
HIKAKINは、ライブ配信中に「お前の100万円なんてどうせ100円くらいだろ」といった批判に対し、真剣に反論した。「全然違うのよ」と語り、彼にとっての1億円はとても重い価値を持っていると強調。彼はお金を稼ぐことがいかに大変かを理解しているため、むしろ「ケチだ」とも述べた。この発言はネット上で大きな注目を集め、様々な意見が寄せられた。
粗品はその反論を受け、「賛否の割合は82対18で賛同の声が多い」としつつ、HIKAKINがM-1優勝直後の「令和ロマン」に1500万円相当のプレゼントを送ったことに疑問を呈した。粗品は「お前の中での金の価値が軽いのか、芸人にリスペクトがないのか」と問いかけ、この行為が芸人に対する無礼であると指摘した。
HIKAKINがM-1グランプリという大舞台で勝ち取った芸人たちに対して、賞金1000万円を軽く超える金額のプレゼントをすることは、外野から見れば不快に映る可能性があると粗品は述べた。彼は「芸人の努力を軽視しているように見える」とし、HIKAKINの金銭感覚に疑問を抱く声も多いと強調した。
ネット上では、HIKAKINが金を儲けるために尽力していることは評価されているが、初対面の人に対して高額なプレゼントをする行為には批判もある。粗品は、HIKAKINの行動が「配慮に欠けている」とし、金銭感覚の違いを指摘した。彼は、1500万円を気軽に渡すことは一般人にはあり得ないとし、こうした行動が与える影響についても考えるべきだとした。
この一連の議論は、HIKAKINのファンや視聴者の間で話題になっており、彼の金銭感覚や価値観に対する多様な見解が浮かび上がっている。今後もこの問題に対する意見は続々と寄せられることが予想され、HIKAKIN自身のさらなる発言にも注目が集まるだろう。