フジテレビの岸本リサアナウンサー(25)が、6月30日をもって同局を退社することが、24日に関係者から明らかになりました。岸本アナは、約1年前から国内外の企業経営に関心を持ち、新たな道を進むことを決意したとしています。また、最近の女性トラブルに関連する一連の問題とは無関係であると強調しています。
退社の理由について岸本アナは、「より柔軟に知識を吸収するためには、アナウンサーの仕事に一旦区切りをつけた方が良いとの判断に至った」と説明しています。2022年4月にフジテレビに入社して以来の3年間に感謝しつつ、退職後は他の企業に席を置き、自身の目指す道を全うすることを誓っています。
最近、フジテレビを巡る問題に関して報道が減少している中、岸本アナの退社もその影響を受けているのではないかとの憶測が広がっています。局内の情報が全て表に出るわけではなく、社員間で様々な憶測が飛び交っていることは間違いありません。岸本アナは「これらの問題とは関係ない」と述べていますが、退社する人が続出している現状を考えると、何らかの影響があったのかもしれません。
視聴者としては、岸本アナのアナウンス力や番組での振る舞いに対する高い評価を踏まえると、フリーアナウンサー以外の道に進むことには寂しさを感じる方も多いでしょう。しかし、若いうちに新たな業界に挑戦することは、将来の不安を抱えるよりも賢明な選択であるとも言えます。
岸本アナの退社は、最近のフジテレビアナウンサーの退社の多さと合わせて、業界全体の空気感を反映しているのかもしれません。エリートとしてのキャリアを持つ岸本アナが、将来を見据えて転職を選択することは、今の時代において普通のことかもしれません。彼女の今後の活躍に期待しつつ、フジテレビのアナウンサーたちが直面する厳しい現実についても目を向ける必要があります。