【NHK党・立花党首を“襲撃”】ナタを振り下ろし…逮捕の男「殺意あった」
東京・霞ヶ関の財務省前で、NHKから国民を守る党の立花孝氏が演説中に襲撃される事件が発生しました。事件は本日午後5時過ぎに起こり、立花氏は耳や首、頭に切り傷を負いましたが、命に別状はないとされています。
事件直後、日本テレビのカメラが捉えた映像には、立花氏が演説を行っている様子が映っており、背後から男が近づいてくる姿が確認できます。目撃者によると、立花氏が支持者と写真を撮っている際に、宮西容疑者(30)がその列に紛れ込み、握手を装ってナタを振り下ろしたとされています。ナタは刃渡り約16センチメートルで、現場では血が流れる立花氏の姿が目撃されました。
宮西容疑者は、立花氏を襲撃した理由について、「他の議員を自殺に追い込むようなことをしてやった」と供述しており、計画的な犯行であった可能性があると警察は見ています。警察の調べによれば、宮西容疑者は現場で即逮捕され、その際に無表情であったとのことです。
立花氏は自身のSNSを通じて、事件後も無事であることを報告しましたが、医師からは緊急手術が必要と診断され、入院を余儀なくされました。手術は耳や首の傷を治療するために行われる予定です。立花氏は「痛みはないが、出血があった」と述べており、一時は冷静さを保っていたようです。
この事件は、安倍元首相の銃撃事件や岸田首相への襲撃事件と同様に、選挙活動中のセキュリティの問題を浮き彫りにしています。専門家は、暴力による攻撃は決して許されるものではなく、民主主義の根幹を揺るがす行為であると警鐘を鳴らしています。
立花氏は今月16日に千葉県知事選挙に出馬予定であり、今回の襲撃事件はその選挙活動に大きな影響を与えることが予想されます。今回の問題に対して、政治家や専門家は、暴力の根絶と選挙活動の安全確保の重要性を強調しています。警察は、事件の詳細を引き続き調査しており、今後の選挙活動におけるセキュリティ強化が求められています。