女優で歌手の中山美穂さんが、2024年12月6日に東京都渋谷区の自宅で亡くなっているのが発見された。享年54歳。警察によると、彼女は自宅の浴室で発見されたという。中山美穂さんの公式サイトでは、同日開催予定だった「美穂中山クリスマスコンサート」の中止が発表され、体調不良が理由として報告された。
中山さんの突然の訃報は、ファンや関係者に大きな衝撃を与えた。彼女は1980年代から1990年代にかけて多くのヒット曲を生み出し、アイドルとして、日本の音楽シーンで重要な存在となった。SNS上では、「彼女の歌が思い出の一部である」といった追悼の声が続々と寄せられている。
そんな中、彼女の息子である辻十斗さんが、急遽日本に帰国したことが報じられた。十斗さんは現在20歳で、フランスの大学に通っている。彼は母親の死を受け、心の内を語る場面もあり、母親との複雑な関係について言及した。特に彼は、「母親を捨てたという言葉が一番傷ついた」と明かしており、その言葉には深い感情が込められている。
中山美穂さんは2002年にミュージシャンの辻人成さんと結婚し、2003年に息子を出産。しかし、2014年に離婚し、息子の親権は父親の辻さんに渡ったと言われている。中山さんの不倫が離婚の原因とされ、息子との関係が悪化したとも噂されている。
十斗さんは、父親と共にフランスで暮らしながら成長し、自立した大学生としての道を歩んでいる。彼は将来の夢を語る一方、母親との関係に悩みを抱えていることも伺える。
中山美穂さんの悲しい訃報は、彼女の音楽や演技を愛した多くの人々に深い悲しみをもたらしている。彼女の名曲がこれからも多くの人々の心に残り続けることは間違いない。