松本人志の復帰に関する目途が完全に失われているとの報道が、読売テレビの松田社長によって明らかになりました。4日、大阪市で開かれた同局の社長会見において、松田社長はダウンタウンの松本仁(61)の芸能活動再開についての進展がないことを強調しました。松本は、同局制作の日本テレビ系バラエティ番組「ダウンタウンデラックス」にコンビで出演していましたが、週刊文春との訴訟の影響で、現在は浜田雅功(61)とともに出演することができず、浜田が一人で司会を務めています。
昨年11月に松本に対する訴訟は一応の決着を見たものの、芸能活動の再開には至っておらず、同番組への復帰も果たしていません。松本自身は、独自のプラットフォームを作って復帰する意向を示唆していますが、テレビ界への復帰は難航しているようです。松田社長は、松本の所属する吉本工業から訴訟が取り下げられたとの報告を受けたものの、テレビに関しては特に動きがないと述べました。
松田社長は、松本が視聴者にどのように受け入れられるかが、復帰の判断基準になると説明し、視聴者の反応を見守りたいとコメントしました。また、松本本人がテレビに復帰できないことに驚いているのではないかという見解も示しました。
一方で、松本のイメージには傷がついており、復帰が難しいのではないかとの声も上がっています。説明ができない状況での復帰は難しいのではないかとも指摘されています。視聴者の期待に応えるためには、ネトフリや有料サービスなど、他の媒体での復帰を模索することが現実的かもしれません。
松田社長は、視聴者の考えも重要であるが、最も気にかけるべきはスポンサーの反応であると述べ、テレビ局の立場からの判断基準を示しました。松本の復帰に向けた今後の動きに注目が集まっていますが、何らかの会見を開かない限り、復帰は難しいとの意見も多く見受けられます。視聴者とメディアが冷静に判断することが望まれています。