元HKT48の女優、兒玉遥さんが自身のX(旧Twitter)アカウントで、医療機関における性別による担当医の選択についての不満を表明し、物議を醸しています。28日に配信された番組「安間黙ってられない女たち」で、彼女は女性医師による診療を希望していたにも関わらず、直前に男性医師に変更された経緯を明かしました。
兒玉さんは、番組内での密着取材を受けることに同意した理由として、誰かの役に立ちたいという思いからであると述べました。しかし、撮影前日、彼女の希望であった女性医師が担当できないという通知を受け取ったことに驚き、不安を抱えたといいます。彼女は、撮影を控えている中で手術を拒否することができず、最終的には病院側の要望を受け入れる選択をしたと告白しました。
手術は無事に成功したものの、彼女は男性医師に局部を見られながらの撮影に強い心理的負担を感じたと語っています。兒玉さんは、医療の現場における性別の問題について、視聴者や関係者に再考を促す重要性を強調しました。彼女は、「この件は女性医療のあり方に関わる重要な問題であり、皆さんにももう一度考えていただきたい」と呼びかけました。
この発言は、医療における性別による差別や職業差別の問題を浮き彫りにし、多くの反響を呼んでいます。視聴者からは、彼女の意見に共感する声が上がる一方で、医療機関の判断に理解を示す意見も寄せられています。この問題は、医療サービスを受ける際の選択肢の重要性を再考させるきっかけとなるでしょう。