大谷翔平選手が再びメジャーリーグベースボール(MLB)の歴史に名を刻みました。13日、ロサンゼルス・ドジャースの大谷選手は敵地でのタイナース戦において、1番DHとして先発出場し、第3打席で今シーズン29号のソロホームランを放ちました。このホームランにより、彼は日本人選手として初めてメジャー通算200号に到達しました。
この偉業を受けて、データサイト「ベースボールリファレンス」は、MLBの長い歴史の中で大谷選手が唯一達成した記録を明らかにしました。具体的には、MLBでの最初の800試合において、200本塁打、500打点、100盗塁以上を記録した選手は大谷選手ただ一人であるということです。この記録は、100年以上の歴史を誇るメジャーリーグにおいても初の快挙とされています。
大谷選手はこの日が794試合目の出場であったにもかかわらず、199本の本塁打、504打点、108盗塁を記録しています。さらに、彼の通算防御率は3.01であり、投手としても優れた成績を残していることが強調されています。特に、彼が2019年に手術を受け、2020年には新型コロナウイルスの影響でシーズンが短縮されていたことを考慮すると、これらの成績は一層際立ったものとなります。
ファンの間では、大谷選手が「最も完成された選手」として称賛されており、彼の成績が投手としての数字を除いたものであることに驚きの声が上がっています。大谷選手は今後もさらなる記録を打ち立てることが期待されており、彼の活躍から目が離せません。