大谷翔平が真美子夫人と手つなぎ登場 左手薬指には珍しく指輪、スーツの内側にはデコピン!

◆米大リーグ オールスターゲーム(16日、テキサス州アーリントン=グローブライフフィールド) ドジャース・大谷翔平投手(30)が16日(日本時間17日)、オールスターの試合前に行われる恒例行事の「レッドカーペットショー」に参加し、真美子夫人(27)とともに参加した。2人は腕を組んだり、手をつないだりと、仲むつまじい様子で、手を振って笑顔を見せた。愛犬のデコピンは参加しなかった。 これまでの3度のレッドカーペットでは独身だったため1人でスーツ姿で歩き「試合は楽しみにしていますけど、レッドカーペットはあまり楽しみにはしてないです」と苦笑いしていた。初めて夫婦で参加したショーでは、茶色のスーツと白のドレス姿で手をつないで登場し、笑顔でファンの声援を浴び「(オールスターに)まず、選んでいただいてありがとうございましたということと、何度来ても素晴らしいですし本当に光栄だなと思います。(真美子夫人は)普段にはない格好なので。(試合は)今日は楽しみたいなと思います。1打席1打席集中しながら、自分の持っているものをしっかりと準備して出せればなと思います」と話した。 大谷の左手には、珍しく指輪も見られた。大谷が日本メディアの取材を受けている際に真美子夫人は、少し下がって笑顔で見つめていた。愛犬のデコピンが登場することも示唆していたが、40度近い猛暑もあってか姿を見せなかった。だが、大谷がスーツの内側を得意げに見せると、多くのデコピンがプリントされた“特注スーツ”だった。 試合には「2番・指名打者」でスタメン出場し、4度目の出場で初の長打、本塁打、MVPを狙う。

山本由伸&大谷翔平 機内のオフショット!2人でズブ濡れの写真も‥祝福殺到「5冠達成すごいです」

4年ぶり8度目のワールドチャンピオンに輝いたドジャースの山本由伸投手が1日に自身のインスタグラムを更新し、オフショットを披露した。 「World Series champions!!!」とうれしそうにつづる。山本はドジャース加入1年目でワールドシリーズを制覇。日本人選手では05年井口(ホワイトソックス)、07年松坂、岡島(レッドソックス)に続いて4人目のメジャー1年目でのワールドチャンピオンになった。また、“頂点”とはなにかと縁があり、所属したオリックスでは22年に日本一、24年にドジャースでワールドチャンピオンに輝いた。さらに侍ジャパンでも19年プレミア12、21年東京五輪、23年WBCと3大会で優勝を経験した。球界史上初の「5冠」で優勝をコンプリートした。 トロフィーを手に持つ姿や、シャンパンファイトで大谷翔平とズブ濡れになっている姿も。機内の写真では、両手にトロフィーを抱えて大谷の隣に座り、お茶目な表情を見せた。 フォロワーからはたくさんの反響が寄せられ、親交のあるロックバンド「ONE OK ROCK」のボーカル・Takaは「本当におめでとう」と祝福。パリ五輪のスケートボード男子ストリートで金メダルの堀米雄斗も「おめでとうございます」とコメントした。ファンも「球界史上初五冠達成すごいです」「第2戦でナイスピッチングでした」とねぎらった。

「どれだけ我慢できるか」「もう痛み止めを打たなくていい」大谷翔平が明かす激闘の舞台裏

◆米大リーグ ワールドシリーズ第5戦 ヤンキース6―7ドジャース(30日、米ニューヨーク州ニューヨーク=ヤンキースタジアム) ドジャース・大谷翔平投手(30)が、メジャー7年目にして悲願の世界一にたどり着いた。ド軍は30日(日本時間31日)、ワールドシリーズ(WS)第5戦の敵地・ヤンキース戦で最大5点差を逆転して7―6で勝ち、4勝1敗で20年以来4年ぶりにWS制覇を果たした。 ◆大谷翔平に聞く ―WS制覇。 「本当に最高以外の言葉がないというか、本当に、ただただうれしいなと」 ―移籍1年目での世界一。 「素晴らしいチームで最後まで戦えて光栄だった」 ―ドジャースの仲間とプレーして。 「1年間、みんなで戦ってきて、素晴らしい最後を迎えることができて、最高のシーズンになりました。(同僚は)いい選手でもあり、いい人でもあり、本当にまとまったいいチーム」 ―日本から応援してくれるファンにメッセージ。 「1年間、日本から来てもらったり、日本からの声援が力になったので、最高の形で終えることができて、一緒に喜ぶことができて最高だなと思います」 ―元通訳の水原氏との決別など韓国での開幕からいろいろあった。 「シーズンも、苦しい中で(ナ・リーグ西地区)首位で勝ち抜いて、チームの強さがあった。ポストシーズンも素晴らしいチームを相手にしながら、自分たちの野球ができたということに誇りを持っていますし、今日こういうふうに勝ち切れて、このチームを誇りに思っています」 ―ベッツ、フリーマンとプレーしたことは。 「今までも素晴らしい選手の皆さんと野球をやらせてもらって、本当に自分の野球観というか、野球の技術も上げてくれるような素晴らしい選手とやらせてもらって。フレディ(フリーマン)とムーキー(ベッツ)ももちろんそう思います」 ―0―5から逆転しての世界一。 「5点取った回はすごく大きかった。結果的に相手のエラーもありましたけど、全員がボールに対して必死に食らいついた結果、チャンスをものにできたんじゃないかな」 ―悩み抜いてドジャースに移籍したが。 「自分自身の決断よりも、このチームで1年間できたことに感謝したいですし、チームメートのみんな、スタッフの皆さんを誇りに思っています」 ―チームとして一番苦しかったことは。 「全体的にけが人が出たシーズンだった。入ってきた選手、代わりに出た選手がカバーするという試合が多かった。逆転が多いスタイル。みんな、どれだけ点を取られてもあきらめずにブルペンもつないでいく気持ちが、こういう勝ちにつながっている」 ―家族の存在。 「本当に感謝しかないですね。1年間長いシーズンですし、僕は慣れていますけど、彼女(真美子夫人)はそうではないので。これだけ長いシーズンを支えてもらったのは感謝していますし、来年も頑張っていきたい」 ―今季は長かったか。 「長かったですね(笑い)」 ―いろいろなことがあったが、グラウンドに立とうという信条は。 「ポストシーズンで言えば、けがをした後も、もちろん自分自身の中ではプレーする準備をしたいと思っていた。何よりも必要だと言ってもらえた、プレーしてほしいと言ってもらえたことをすごく光栄に思っている。感謝していますし、そういう気持ちが1年間自分の中で頑張ってこられた要因なのかな」…