【MLB】ドジャース・カーショーがFAに 来季契約選択権を破棄

ドジャースのカーショー(共同) 米大リーグのドジャースでサイ・ヤング賞(最優秀投手賞)に3度輝き、通算212勝を挙げている36歳の先発左腕カーショーが、来季契約の選択権を破棄してフリーエージェントになったと4日、AP通信が伝えた。 大谷と山本が所属するドジャースで2008年のデビューから一筋のカーショーは左肩手術から7月下旬に復帰したが8月末に左足親指を痛め、7試合で2勝2敗、防御率4・50に終わった。 AP通信によると、ドジャースは内野手ロハスと捕手バーンズの来季契約の選択権を行使し、2選手の残留が決まった。(共同)

【MLB】ロッテ・佐々木朗希のポスティング容認を受け米メディアも速報連発 ESPN「大谷翔平と同じような道を歩む」

ロッテ・佐々木朗希 ロッテが佐々木朗希投手(23)の今オフポスティングシステム申請容認を9日に発表したことを受け、米メディアも続々と速報した。 スポーツ専門局「ESPN」のジェフ・パッサン記者は「ロッテは世界で最も才能ある投手の1人とされる日本右腕の佐々木朗希のポスティング手続きを開始すると発表した。これにより23歳の佐々木が2025年メジャーリーグで加入する道が開かれることになる」と報じた。佐々木は25歳に満たないため、国際アマチュアFA選手とみなされマイナー契約しか結べないことも詳報。「23歳で移籍し、エンゼルスと230万ドルで契約したスーパースター、大谷翔平と同じような道を歩むことになる」と伝えた。 今オフの移籍市場では「FAのフアン・ソトとコービン・バーンズに次いで最も切望される選手の仲間入りを果たすことになる。しかも、移籍金はほんのわずかだ」と高い人気を誇ると予測した。 ヤフースポーツは「日本の天才、佐々木朗希がポスティングされた。メジャーのどのチームも彼を欲しがるだろう」と記事を掲載。かねてより佐々木に興味を示している球団の1つであるドジャースの専門メディア「ドジャース・ネーション」は「ドジャースは彼との契約を有力視している」と速報した。

【MLB】MLB公式サイトは佐々木朗希をFAランク3位に位置づけ「トップクラスの先発の一人」

ロッテ・佐々木 米大リーグ公式サイトは9日(日本時間10日)、今オフにFAとなった25選手をランク付け。3位にはロッテがポスティングシステムによるメジャー移籍を容認した佐々木朗希投手(22)は3位に入った。 ヤンキースFAのソト、オリオールズFAのバーンズに次ぐランクインで「昨オフは山本由伸(ドジャース)の争奪戦が起きた。佐々木も同様の興奮要素を持っているが年齢もあるので、同レベルの熱狂を生むことはないだろう」とし、「大谷翔平(ドジャース)は2017年に同様の状況で、231万5000ドル(約2億6000万円)でエンゼルスと契約。ポスティングされればトップクラスの先発投手の一人となるだろう」と予想された。また、フィットする可能性のあるチームにドジャースとパドレスを挙げた。 日本選手では20位にアストロズFAの菊池雄星投手(33)が入り「アストロズはトレード期限に菊池に高額を支払ったが、ブルージェイズの成績を考慮すると、やや意外な展開だった。しかし、ベテラン左腕はヒューストンで素晴らしい活躍を見せ、5勝1敗、防御率2・70をマークし、FA先発投手の第2レベルに返り咲いた」と評した。