女優の沢口安子が主演する人気ドラマ「科捜研の女」が、事実上の打ち切りを迎えたことが明らかになった。60歳の彼女が長年演じてきたこの作品は、昨年の「SAS24」をもって終了し、今後の放送予定はないという衝撃の発表があった。視聴率の低下や高額な制作費が打ち切りの要因とされ、沢口自身も続編への意欲を示していたものの、明確な終了告知がないままの中途半端な状態に不満を抱いていた。
新たに発表された彼女の10月期の月9ドラマは、科学捜査をテーマにした警察ドラマで、シリーズ化の可能性もあるという。しかし、長年愛された「科捜研の女」の終焉は、多くのファンにとって寂しいニュースであり、視聴者からは「もっとちゃんとしたラストを」との声が上がっている。
視聴率が高かった過去の栄光は今や遠い記憶となり、視聴者は「仮想の女」の再放送が人気だったにも関わらず、早すぎる打ち切りに戸惑いを隠せない。沢口が演じる坂木ま子のキャラクターは、視聴者にとって特別な存在であり、その最後のセリフが「じゃまたね」という形で終わることに対する不満も広がっている。
テレ朝は新たな挑戦を模索しているが、視聴者の心には「科捜研の女」の未練が色濃く残っている。果たして、次のドラマがこの空白を埋めることができるのか、注目が集まる。