〈紀子さまはピンクのワンピースで…〉「結婚相手が彼女だったらいいな」秋篠宮ご夫妻の結婚に両家が抱いていた“知られざる思い”

きょう6月29日、秋篠宮ご夫妻が結婚35周年を迎えられた。1990年の結婚当時、秋篠宮さまは24歳、紀子さまは23歳。2人はどのように出会われ、将来を決めたのか。紀子さまのご両親が秘めていた思いとは……。 【実際の写真】「ピンクのワンピース姿で…」結婚当日の朝、家族とあいさつを交わす紀子さま  秋篠宮さまの貴重な肉声をつづった『秋篠宮』(2022年/小学館)などの著書をもつ、ジャーナリストの江森敬治氏が寄稿した。(全2回の1回目/ 続き を読む) ◇◇◇

大学で出会い、家族ぐるみで交流しながら愛情を深めた

6月29日に結婚35周年を迎えた秋篠宮ご夫妻。結婚までは、「礼宮さま」「川嶋紀子さん」と呼ばれた2人の恋は、東京都豊島区目白にある学習院大学のキャンパスで大切に育まれたものだった。  1985年5月、学習院大学法学部2年生の秋篠宮さまは、文学部に入学したばかりの紀子さまと大学構内の書店で初めて出会った。紀子さまの父親は学習院大学名誉教授の川嶋辰彦さん(故人)で、秋篠宮さまは既に面識があった。  また、辰彦さんは、上皇さまがOBである馬術部の顧問を務めていた。こうした関係で、秋篠宮さまの両親の上皇ご夫妻と辰彦さんは以前からの知り合いでもあった。親同士面識があったことが、その後の2人の交際に大きなプラスとなった。  秋篠宮さまは、紀子さまと出会ってすぐ、当時、家族で暮らしていた東宮御所に彼女を招き、上皇ご夫妻に紹介した。それから、紀子さまは東宮御所を度々、訪問し、上皇さまや上皇后さまと一緒にテニスを楽しんだり、懇談したりして交流を深めていった。  上皇ご夫妻は、紀子さまに親しみを感じたようで、「キコちゃん」と呼んでとてもかわいがった。紀子さまは、秋篠宮さまと彼の小学校時代の友人たちを中心にして作った、大学サークル「自然文化研究会」に入会した。2人は仲間と一緒に全国各地を訪れながら、着実に愛情を深めた。  1986年6月26日夕方、学習院大学近くの交差点で秋篠宮さまは、紀子さまにプロポーズした。初めて出会ってから1年余のことだった。翌27日、秋篠宮さまはプロポーズしたことを上皇ご夫妻に報告したが、ご夫妻が驚いた様子はなかったらしい。このあたりの事情を秋篠宮さまは、周囲に次のように説明している。

「結婚する相手が彼女だったらいいな」

〈 「両親は付き合っていることは知っていましたし、私たちが結婚するのだろうなということもおそらく分っていたと思います。また、結婚する相手が彼女だったらいいな、というふうに思っていたと思います」〉  このように、上皇ご夫妻は交際を始めたころから2人を常に温かく見守り、結婚を後押ししていたようだ。そして、1990年6月29日、2人は結婚し秋篠宮家を創立したが、このとき、秋篠宮さまは24歳、紀子さまは23歳。1993年6月9日に結婚した5歳上の兄、天皇陛下よりも約3年早い結婚だった。   では、結婚について紀子さまの両親はどのように考え、どう対応したのだろうか? 一般国民の娘である紀子さまの方が、皇室に嫁ぐ、そのハードルは高かったはずであり、両親からの反対も当然、予想された。

「子供の結婚は、本質的に親の問題ではないと…」

結婚式直前の1990年5月、当時、毎日新聞の記者だった筆者は、縁あって紀子さまの両親、川嶋辰彦さん・和代さんにインタビューすることができた。同インタビューが掲載された「秋篠宮家創立、おめでとう礼宮・紀子さま」(「毎日グラフ臨時増刊」1990年7月14日発行)からやりとりを一部、紹介したい。 〈――紀子さまからご結婚の話をおききになった時、最初から賛成なさったのでしょうか。 辰彦さん 子供の結婚については、本質的に親の問題ではないと考えてまいりました。ですから、紀子からそういうニュアンスを込めた話を耳にいたしました時も、とくに僕が許可をするとか、反対するとかという問題ではないと、自分自身に言い聞かせてまいりました。   和代さん 私は、母親としての立場から、ついつい現実的なところに目が向いてしまいまして、夫の場合とは違ってまいります(笑い)。宮さまに最初にお引き合わせいただいたころから、家族の前では比較的オープンな形で話しておりました。ある時期から、紀子が宮さまとの結婚にまつわることを申しはじめましたが、はじめのうち私は、そのようなことは有り得ないことではないかと思っていたのでございます。ですから、私は紀子にいろいろな面から考えるのですよと申してまいりました。   辰彦さん 私はつねづね、次代を生きる若い世代が、その前の世代に引っ張られることがありましてはいけないのではないか、と考えてまいりました。 今回のことにつきましても、娘が熟慮した上で決心すれば、それを尊重いたしたいと存じます。〉

さらに、私は、「紀子さまが結婚する上で、両親として不安を感じませんか」と、質問した。辰彦さんは次のように話している。 〈「かりに不安がないと申しましては、ずいぶん無責任なことになってしまいます。お答えとして適切かどうか存じませんが、子供が結婚するということは、いくつかの不確実性を伴う、新しいプログラムが始まることを意味していると思います。(略)人生において、不安ばかりをいつも抱えておりましたら、見知らぬ国を訪れることはできません」〉  結婚し、国民から「紀子さま」と呼ばれるようになってから、ご夫妻が娘について公の場で語ることはほとんどなくなった。それだけに、“娘が皇室に入る”という一大事を目前にしてもなお、ごく自然に、素直な心境を語ったご夫妻の姿は今も色濃く思い返される。父親は娘のことが大好きで、気丈に振る舞ってはいたが、心の中では寂しくて、泣いているーーインタビューの間、筆者はそんなふうに感じていた。

紀子さまはピンクのワンピース姿で

それだけに、嫁ぐ日の朝、娘との別れの場面は実に感動的だった。  結婚式当日の朝、紀子さまと家族は、学習院共同住宅にある自宅から階段で屋外に降りてきた。紀子さまはピンクのワンピース姿で、同じ色の帽子、胸には真珠のネックレスが輝いていた。宮内庁からの迎えの車に乗り込む紀子さまを、家族が温かく見送った。 「その瞬間の気持ちを大切にし、そのときに何か伝える言葉があれば」と、筆者のインタビューで、しみじみと語っていた父親は手を握り、しばらくの間、じっと娘を見つめていた。嫁ぐ紀子さまに、なんと、言葉をかけたのだろう。 「非常によく似ているなと思いました」秋篠宮さま、紀子さまへの第一印象と“プロポーズの言葉”《結婚35年》 へ続く

Y M

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